妊娠後期になるとお腹もかなり大きくなり、無理をすると早産になりやすい時期でもあります。
娘達もこの時期にちょっとした無理をしてしまったことで、お腹が張って家事ができなくなったり、8ヶ月頃に逆子になって不安になったりと、妊娠後期のいろいろな体験をしていました。
お腹が大きくなってきたことから、胃の圧迫から食欲がなくなったり、むくみがおきたり、出産の不安も重なることから元気がなくなることがありますが、親として娘が不安な感情があっても優しく声をかけてもらえることで母親に備わっているエネルギー(母性本能)が自然に湧き上がるようでした。
娘さんに母親の優しく温かい言葉や行動で勇気づけてあげたいですね!
妊娠後期・8ヵ月(28~31週)
妊娠後期・8ヵ月の娘の心と体や胎児についてまとめています。
妊娠8ヵ月に入ると、急にお産が始まっても大丈夫なように出産に必要なママの入院準備品や赤ちゃん用品の準備が本格的に進めていく時期となります。
病院側からの入院に必要な準備品の情報や今まで集めた情報をもとに入院時に必要なもの、退院後に必要な物の購入リストを前もって用意し購入をしていました。
子宮の中で赤ちゃんの位置が定まってきます、逆子の状態であれば逆子直しの体操や姿勢は無理のないように産院から指導されたように行いましょう。
逆子と聞くと不安になってしまいますが、まずはリラックスして無理のないように体操を初めると、次回の診察には正常に戻っていた体験を娘達はしていました。
赤ちゃんとママとは一心同体です、安産で生まれてきてくれるようにご自身にも赤ちゃんにも優しく温かく労っていくことで心身がおちつくようでした。
体験をしている両親は、娘さんやお嫁さんの不安な感情を優しく温かく包み込んで見守っていてあげましょう。
娘嫁の体の様子
- おなかの張る回数が増える
- 手足のむくみ、しびれがおこる
- 動悸、息切れ、胃もたれがする
- 便秘から痔になりやすい
- 乳首や乳輪の色が濃くなる
■ 便秘や痔に悩まされる
妊娠後期は、子宮の圧迫とホルモンの影響で便秘や痔になる事が時々おきていました。
便秘になることで痔になりやすくなり、便通にいい食べ物を食するように心がけていくと悩みも解消され、ジャンクフード好きの娘はいい学びをしたようです。
食物繊維を意識した野菜や根菜、海藻などを摂取して、血行を良くするための軽い運動も無理のないように取り入れていました。
上の娘は、
ゴボウと蒟蒻と椎茸の煮物を
腸が欲していたらしく
食すると便秘が解消され
喜んで食していました。
■ 逆子直し
赤ちゃんの位置が定められるようになる妊娠8ヶ月に、逆子の診断を受けると医師から逆子体操をすすめられます。
逆子体操は、赤ちゃんと母体に負荷をかけない体勢で自然に逆子を治していく方法です。
娘達もこの時期に逆子になっていたようですが、医師や看護師のご指導で出産時には正常分娩でした。
病院の先生と看護師さんには、
『 感謝感謝です』
『 ありがとうございました。』
逆子になる原因は、体の冷えと運動不足からくるともいわれています。
逆子体操は逆子になっている赤ちゃんを骨盤からずらして、赤ちゃんの体を自由に動きやすくすることで、赤ちゃん自らの力で逆子の状態から正常な状態へ自然に戻ることができまるようになります。
胎児の成長と様子
身長・・・約40㎝
体重・・・約1500g
胎盤・・・約365g
羊水・・・約850ml
- 外の音に反応する
- 聴覚や視覚の発達で外の環境に反応する
- 内臓器官や中枢神経の機能が整う
- 呼吸用運動がみられる
- 羊水の量のピーク
- 健診も月2回になります
*呼吸様運動とは
赤ちゃんはおなかの中にいる時は「肺呼吸はしていません」、酸素の補給は、胎盤と臍帯(さいたい)を通して行われます。
妊娠8ヵ月頃から、羊水を飲んでは肺の中にためこんで吐き出す「呼吸様運動」をしておなかの中での赤ちゃんの呼吸の練習です。
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嫁娘の妊娠後期の義母実母の対応
妊娠後期(8~10ヶ月)になると胎児が大きくなりお腹も大きくなり腰に負担がかかってきます。 お嫁さんや娘さんに子供がいる場合には、義母実母に子守のお手伝い等の連絡があった時は、部屋が散らかっていても孫 ...
妊娠後期・9ヵ月(32~35週)
妊娠後期・9ヵ月の娘の母体と胎児についてまとめています。
娘のこの頃の様子は睡眠が浅くなりがちで、寝ても寝た気がしないという事が増えてきました。
妊娠9ヵ月の後半ごろから里帰りを考えている娘さんも多いのではないでしょうか。実家に戻ると安心してつい気が緩んで食生活が乱れて体重を増やすことがないように気を付けていましょう。
この頃の赤ちゃんの体は、外の世界へ出ても大丈夫なようにほとんどの器官が完成(担当医の説明より)、胎児の体も大きくなり子宮の中が窮屈感を感じるようになってくるのですね、娘達の胎児も肘や膝を突き出すようになりました。
嫁娘の体の様子
- 子宮の位置がさらに高くなります
- おなかが大きくなったことで足の付け根が痛むようになる
- トイレに行く回数が頻繁になる
- 排尿後でも残尿感が残る
- くしゃみや咳をした拍子に尿漏れを起こす
- 動悸や息切れがひどくなる
- おりものがさらに増える
■ おなかが張る
子宮の筋肉の収縮の張る回数が増えてきますが、おなかの張りが来たときには静かに横になっていれば治まっていました。
足のむくみも寝る前に足元を高くして寝るとだるさも抜けるからと、娘達は頻繁にやっていました。
■ 体重管理は大事
この時期は、非常に太りやすく太ってしまうことで難産になる原因にもなるからと下の娘は忠告されたようです。
産道に脂肪が付きすぎてしまうと産道を狭くさせて赤ちゃんを正常に分娩できない状態になりかねない。
出産に備えて食生活に気を配り急激に体重を増やさないよう体重管理を怠らないように娘さんを見守っていてあげましょう。
■ 睡眠が浅い
おなかも大きくなってきたことから苦しくなって眠れない状態になったりします。
女性ホルモンのエストロゲンの影響によるもの
日中眠れそうなときに睡眠をとっておいたことで、娘達は体力の回復に繋がっていました。
神経質にならずに休める時に、体を休めておいたことで心身が楽だったようです。
■ 引きこもりになりがち
おなかが大きくなってきたことで、反った姿勢を取りがちになり腰や背中、足の付け根などが痛みを感じるようになってきたりすると、外出するのも億劫になりがちでした。
夜眠れない状況が続くと益々、引きこもりがちになってしまいますが、近所を散歩したりして外の空気を吸うのも娘達は気分転換になっていました。
胎児の成長と様子
身長・・・約450㎝
体重・・・約1800~2400g
胎盤・・・約410g
羊水・・・約950ml
- 皮下脂肪が増えてふっくらとして、シワがなくなる
- 肺の機能が成熟し、体外生活が可能となります
- 全身の産毛が消えてきます
- 爪は指先まで伸びている
- 光を感じるようになり光から目をそらすこともできる
■ 発達した様子
娘の定期健診の時のエコーに写る胎児は、手足が動く様子もうかがえ胎児の大きくなったと様子を毎回報告をしてくれ生まれてくる楽しみを味わっていました。
診察医師より
- 内臓機能の発達の説明
- 内臓器官もでき、羊水を口から飲んで膀胱からおしっこを排泄する
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妊娠後期 臨月・10ヵ月(36~40週)
妊娠後期・10ヵ月 臨月の娘の様子やお腹の胎児についてまとめています。
いつ産まれてもおかしくない時期でもある臨月、出産の準備はもう完璧ですか?
旦那さんと家族にしっかり連絡がつくように話し合いをきちんとしておくと安心です。
嫁娘の体の様子
- 胃や心臓、横隔膜の圧迫感が和らぎ食欲が増す
- 動悸や息切れが少なくなる
- 足の付け根や恥骨が痛む
- 赤ちゃんの動きが減る
- 頻尿や尿漏れがする
- 産道が柔らかくなる
- おなかの張りが不規則に頻繁にある
- おりものの量が増す
- おなかの皮膚がはる
■ 赤ちゃんが下がり骨盤に固定
娘達は妊娠10か月になると、赤ちゃんが下にさがって胃の圧迫感がなくなり、握りこぶしぐらいの隙間ができるようになりました。
胃の圧迫がなくなり食欲が増してきた娘達に、病院からの指導もあってバランスのとれた食生活を続けていました。
お腹も空き易くなりますから、娘さんの食事量も気遣っていてあげたいですね。
■ 出産前の兆候
お産が近づくとおしるしや前駆陣痛などの出産前の兆候があらわれます。
一般的にはおしるしが始まってから
- 初産の方*14~15時間
- 経産婦 *7~8時間
お産にも個人差があり、おしるしや前駆陣痛があるとも限りません。
破水が来てから陣痛になることもあります。
里帰りしていた下の娘は兆候もなく陣痛が始まり、娘婿へ連絡をしてから産院へいきました。
一人の時に陣痛が始まってしまった場合には、ご主人と親、そして産院へ連絡を入れてタクシーを呼び産院へ直行しましょう。
胎児の成長と様子
身長・・・約48~50㎝
体重・・・約2500~3200g
胎盤・・・約500g
羊水・・・約750ml
- いつ生まれても大丈夫なようにすべての内臓器官が完成されている
- 外気に対して体温の調整機能が整う
- 胎盤を通ってママの体から病気に対する免疫が移行する
- 胎動はほとんど動きが減ってくる
- 頭を骨盤に固定して背中を丸めて、手足は組んでいる
■ 赤ちゃんの体重が増えると難産
妊娠10ヵ月目の臨月になると、赤ちゃんの出産の準備が始まります。赤ちゃんがママの下腹部に下がってくることで胃の圧迫感が去ると食欲が増してきます。
ママが体重を増やしてしまうと、赤ちゃんも大きくなる可能性がでてきます。
産道に皮下脂肪が増えることは産道が狭くなり、赤ちゃんが狭くなった産道が通りづらくなり難産になる恐れがあります。
娘の出産が無事に終え、看護士さんが生まれたばかりの赤ちゃんを抱いて連れてきてくれた時は、安堵と嬉しさのあまり目から涙が自然にこぼれていました。
無事に母子ともに元気でお産ができますことをお祈りしています。
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