結婚した娘との距離感の難しさで悩みを抱える母親達は、娘の年々変わっていく対応に「親も人の子」ゆえに苦悩していることも起きています。
特に娘の子供が成長していく段階で、親子の関係が少し変わってきたことを言われる母親が多く、距離感の難しさもありそうです。
母親は娘との近距離をいつまでも大事にしていたい
娘さんが結婚した後の空虚感で遣り甲斐が萎えることをよく聞きます。
特に娘さんとの価値観が似ていて、仲のいい関係を築いてきた方は尚更のようです。
母親にとって娘とは女同士ということもあって、気持ちが通じ合えると思っていることが多いのではないでしょうか?
夫婦喧嘩をした後、かばって理解してくれるのは娘が多く、娘が夫婦喧嘩をした時などは、娘の気持ちが理解でき慰め方で娘のストレスが軽減されたりします。
娘が結婚をしても関わリをいつまでも持っていたいと思って、連絡を頻繁に入れることもあります。
娘が結婚をしても専業主婦の場合には母親との関係も繋がっているようですが、共働きの場合は日々の生活が忙しく休みの日には日々できなかった家事をこなす事と休息日が必要となり母親との交流はかなりきつく感じるようです。
実家の近くに住む娘さんの多くは、親が娘宅に頻繁にくることもかなり辛く感じている話も多く聞かれます。
娘が望む事と母親が望むことの異なり
親はついつい、子供にお説教をしてしまうことがありませんか?
部屋が汚れていたり、片付けができていないと感じたり、食事の手際の悪さを黙っていられなくなり、ついお説教を言ってしまうことがあります。
娘も最初の内は聞き入れますが、来るたび来るたびお小言は聞きたくないはずです。
エスカレートした母親になると、インテリアについても口を挿み母親好みのインテリアをしようとすることもあります。
このように結婚をしても母親から離れられないと思うと、娘は距離をおこうとし始めることも起きます。
娘が母親に望まない事
- 親子であっても最低限のマナーを守って欲しい
- インテリアは夫婦で決めたものに口出しはして欲しくない
- 子育てに口出しをしないで欲しい
- 至らない点の指摘は落ち込む
- 子供を差別した言動はやめて欲しい
- 夫の至らない点を指摘しないで欲しい
- 娘宅に来て好き勝手にタンスや押入れを確認しないで欲しい
- 親子であっても踏み込んではいけない範囲を超えないでほしい
子供が親に要望があるように、親にも要望がありますから知ってみましょう。
母親が娘に望まない事
- 孫を預かる時は事前に連絡をして欲しい
- 孫の面倒をみることは当たり前は辛い
- 家の中を走らせたり騒がせないで欲しい
- 毎週土・日曜日に孫を預かるのは辛い
- 夜遅くまで面倒をみるのは辛い
- 大事な物は触らせないで注意して欲しい
- 家に不用品を持ってこないで欲しい
- 子供や孫の為にした行為を無視される
- 孫の成長と共に交流が減る
孫が小さい時は親子の交流も頻繁で気さくに娘から声をかけられてうれしかった。
孫が成長していく頃になると娘家族との関りが減ると同時に、娘達と距離を置かれたような対応に変わることは辛いという話も聞くと、孫の成長により娘が距離を取りたいのではないかと察している両親もいます。
孫の成長に伴い娘との距離が遠のく
孫が成長していく楽しみは、応援してきて本当に良かったと思っている祖父母は多いです。
そんな祖父母の気持ちとは反対に、孫達が大きくなると祖父母との関わる距離は徐々に遠のいていきます。
親から巣立っていく形として捉える人もあれば、祖父母に良くしてもらったと言って孫が祖父母宅に行く事もあります。
お孫さんと良い関係性で繋がっている人は、息子娘が親を大切にしている人たちが多い事です。
私や子供達の知り合いには、両親を大変大事にする子供がいますが、家族・親族との大変いい距離感で繋がっています。
一人暮らしになった母親宅に2週間に一度息子さんが訪れるそうです。
母親ができない木の剪定や小屋の片付け、家庭菜園を手伝ったりと時々家族で来ることもあるそうです。
遠くに嫁いだ娘さん家族は、1ヶ月に二度は必ず連絡が来るようですし、LINEで家族の写真が送られてくることでいい距離のとり方が良い関係を作っているようです。
結婚して7年程は、連絡が頻繁に来て娘宅に行って子育ての手伝いなどしてきたようです。
子供が大きくなり始めると行ききが減っていったようでしたが、お孫さんの反抗が酷くなりだしてから安心して相談する人が母親しかいない事から、時々母親との連絡をし始めてから孫の反抗が和らいだという方もいました。
何故反抗が和らいだのかは、はっきりした理由は分からないようですが娘さんが母親との会話で子供との接し方が変わっていったのではないかとも言っていました。
言う事を聞かせようという感情ではなくて、子供の成長に伴い
『子供が何を考えているのか』
『どのような人生を歩んでいきたいのか』
を愛情持って接していったことが大きな影響だったようです。
まとめ
母親と娘とのいい距離感は母親にとっては寂しい関係かもしれませんが、親子間の相談の時などには冷静な対応と愛情が伝わる事から、娘が成長した孫との接し方や関わりが上手くいくようです。
親子の接し方は、孫が良く見ていることもあって、孫から見た親と祖母の良好な関わり方で自然と学ぶ形になっているようです。
「子は親の背を見て育つ」
とよく言われますが、
「子は親を映す鏡」
でもある事も知って親自身の責任ある行動も
必要であることに気付くことも大事なようです。
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