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幸せな家庭でない子供!幸せな家庭で育った子供の特徴

「幸せな家庭でない子供」と「幸せな家庭で育った子供」ではどんな違い?と尋ねられると、親から愛情を受けた子と答えると思います。

 

「幸せ」には、物質面の豊かさから感じる幸福感と、精神面が満たされて幸福感を感じる2つのパターンに分けられます。

 

幸せな家庭で育った子供たちに多く見られる特徴は、親から受けた深い愛情や身近で関わる祖父母や親戚や知人や友人の愛情をたくさん受けてきた子たちです。

 

特に、親の愛情をたくさん受けてきた子は、経済的なゆとりがなくてもとても明るく元気で素直な子が多い事が特徴です。

子供の幸せは、親がカギを握っているお話をさせて頂きます。



幸せな家庭と幸せでない家庭はどこが違うの?

子供が幸せそうな顔をしている子は「笑顔」が多く今いる所で「楽しそう」にしている事が多いです。

その逆に幸せそうに見えない子は、少しうつむき加減で自信がなく周りに気を遣っていたり、経済的にゆとりがあったも精神が満たされていないため嫌味や否定的で批判的な言葉を周囲に放つように感じです。

 

「幸福」は、周りからのコミュニケーションによって支えられながらも、自身でも幸せになる為に自分の気持ちを伝えながら上手に交流しています。

 

親は大らかで寛容であれば子供は素直で何でも言える子に育っていくといわれています。

幸せは捉え方しだいである事も教えられることもあります。

 

幸せな子供の環境

長年教員をしていた知人から幸せの定義の話を聞いたことがありましたが、親の愛情を受けて育った子供たちは、明るく正直で思いやりがあり、楽しそうにしている子が多かったそうです。

 

家の中が明るく家族が何でも話し合えたり協力し合えたりしていて、経済的にゆとりがなく友達が持っているものを持つことができない状況であっても明るく元気で友達との関わり方も上手だったようです。

 

親の心地よい言葉で育った子供

子供は言葉が話せる時期まで、親や祖父母たちから発せられる

「優しい言葉」

「愛情ある言葉」

の環境の中で育まれてきます。

子供や孫を見ていると親の姿でもある事を感じさせられることがあります。

 

温かい家庭で育った子供は、

友達と話していても温かい言葉を使っていることから、その場の空気が温かく和んだ雰囲気になります。

 

常に聞きなれている言葉が自然に出てくることから、その家庭の環境を垣間見ることになり明るく温かい家庭環境に育った子の何気ない言葉や優しさがその場の雰囲気を明るくしてくれます。

 

相手を思いやる言葉は、元気がない時にはとても励まされることもあります。

先日孫が学校で、つまずいてケガをした時に、

「大丈夫?」

「保健室まで歩ける?」

と、優しく言われた時にお友達の優しさに涙が流れたそうです。

 

その反対に、

「大した怪我でもないのに大げさ!」

と言われた時に、孫はこの言葉を絶対に言わないと決めたそうです。

心が傷つく言葉を大切な仲間に言うべきではないことを学んだそうなのです。

 

その出来事を聞いた娘は、家で使う言葉の大切さを改めて教えてもらえたらしく、子供の発する言葉は、「常に聞かされている言葉がとっさにでてしまうのかしら?」とも言っていました。

 

影響を受けやすい子供に冗談でも使ってはいけない否定的な言葉や人の心を傷つける言葉遣いには、親は特に気をつけるようにしたいですね。

 

避けたい言葉遣い

  • 否定的な言葉遣い
  • 命令的な言葉遣い
  • 乱暴な言葉遣い
  • トゲのある言葉遣い
  • 嫌味な言葉遣い
  • 罰則的な言葉遣い

相手を思いやるような言動は、子供の人間関係の交流に大きく影響を及ぼすようになっていくことを私たち大人は知っておかないといけないようです。

 

人との良好な関係作りには気持ちがいい言葉掛けをすることの大切さを知ってもらうためにも、子供の発した言葉がいい言葉と感じた時には、

  • 『その言葉は嬉しいなぁ、ありがとう』
  • 『元気が出る言葉ね』
  • 『優しいのね』

と、素直に喜びを伝え心地よくする言葉遣いで子供も気持ちよくなり、言葉遣いの大切さに気付いてもらえるような関わり方をしていきたいですね。

 

幸せでない子供の環境

幸せな言葉が少ない子供の環境の多くは、否定的な言葉遣いや悲しくなる言葉を親が自然に使っていたりします。

 

無意識に使っていて親自身が気付いていないことから、子供も自然に使って友達を傷つけることがおきたりします。

 

家では否定的な言葉や相手が嫌な思いをする言葉を使わないようにしていても、子供が乱暴な言葉を言ってきたり嫌味な言葉を言ってきた時には、親であってもとても傷つくことを言われます。

 

素直な気持ちを打ち明けずに、相手を傷つけるような言葉遣いをした時は、自信を振り返り考えされられるといわれた方もいます。

 

親が気付かずに知らず知らず、

『何故、○○ができないの?やらないの?』

『勉強をやらないと、○○買ってあげないわよ』

と、否定的な言葉や罰則的な言葉を日常使っている内に、兄弟や友達にも自然に言葉が使われていることから、兄弟喧嘩にもなり友達関係にも悪い影響が出る事になりかねません。

 

知っておく事

  • 子供には親の影響力は多大である事を知っておくことは大事。
  • 言葉の使い方によっては、子供の人格否定にもなりかねない。

言葉遣いで暴力的な子にもなるし、子供自身に自信がなく何にでもオドオドしてしまい本来持っている子供の可能性も抑えられてしまうことにもなりかねません。

 

言葉遣いで子供同士の交流が狭まれ孤立した生き方を選択する事にもなりかねない事も知っていきましょう。

親は子供の未来に希望を与える側となって、子供の芽を潰すことにならないよう夢を叶えられる応援をし続けて欲しいと思います。

 

言葉を通して良好な関係性

子供の言葉は生活環境から学び取っていきますが、親が使わないように温かく愛情のある優しい言葉を使っている子供は、嫌な言葉を発すれば人を傷つけるけれど、自身をも傷つける結果になる事を成長と共に体験するようになります。

 

子供の置かれている環境で子供は育っていきますから、家庭であっても学校であっても子供が否定的な言葉や乱暴な言葉で人を気付つけるようにならにように、子供とのコミュニケーションを高めながら、どこの場所であっても、避けたい言葉を言われても動じない強く優しい子に育っていく環境づくりを親子で築いて欲しいと思います。

 

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