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言うことを聞かない子供・孫の対応

言うことを聞かない子供や孫で悩んでいるママやパパ、そして祖父母たちは、

どうしたら、言うことを聞いてくれるのか思案しているのではないでしょうか?

子供は成長段階で、親や祖父母の言うことを聞かない時期があります。

第一反抗期の前におきるイヤイヤ期は、親も預かっている祖父母も頭を抱えてしまう程、対応に四苦八苦してしまいます。

 

言うことを聞かない時期・言うことを聞いてくれないと言われるイヤイヤ期や反抗期について、どのような対応をすることで親も子も祖父母もストレスを最小限にして反抗期の時期を終えていくのかを考えていきましょう。

 

言うことを聞かない反抗期の時期

子供の反抗期と言われる時期は、大きく分けて3回ほどあります。

  • 第一反抗期
  • 中間反抗期
  • 第二反抗期

第一反抗期 前におきるイヤイヤ期がありますが、自分にとって良い事も嫌なことも関係なく何に対してもイヤイヤを言う時期です。

中には、第一反抗期がなく成長していく子もあります。

 

イヤイヤ期と反抗期の違いは…?

イヤイヤ期は第一反抗期と思っている方は案外多いのではないでしょうか?

イヤイヤ期と反抗期の違いは、イヤイヤ期は早い子では1歳半頃から始まり、「魔の2歳児」とも言われる2歳頃が多く3歳過ぎ頃には少し落ち着きます。

 

やっとイヤイヤ期が落ち付いたかと思う暇もなく、3歳半頃から4歳頃に第一反抗期の到来です。

 

イヤイヤ期の特徴

イヤイヤ期は、意味もなく只々『イヤ!イヤ!』の一点張りです。言葉の意味も分からなく『イヤ』を言い続けるため本当に嫌なのかと思って物事をやめると大泣きしてしまいます。

 

自己主張が激しくなり言うことも聞かなく、自分の思ったようにならないと起こって泣き止まない時期でもあります。

 

例1 : お菓子を購入する時、お店に行って子供の好きなお菓子を取って『○○ちゃんの好きなお菓子を買おうね』と言うと『イヤ!イヤ!』『今日はいらないのね』と棚に戻すと大泣き、『欲しかったのね』とまた買い物かごの中に入れると泣き止みます。

 

例2 : 積み木やブロックなどで遊んでいる傍にいて、子供ができない時に手伝おうとすると『イヤ!イヤ!』と言うながら一人でやるのですがうまくいかなく形が崩れると大泣き、又は投げたり蹴ったりしますが、そのような時は、叱らずに『一緒に作ってみましょうね』と回数を重ねていき、少しでもできるようになった時には褒めてあげます。

 

イヤイヤ期の頃は、自己を主張する気持ちの発達が強くなりますが、まだ体も言葉も発達が未熟なため、思ったようにならない事や思ったように物事ができない事にイライラしたりする時期です。

 

そんな時は、優しく抱きしめたり、怒らず優しく声掛けをしていくことを繰り返していくうちに少しずつ気持ちが落ち着き『イヤイヤ』という言葉も減少していきます。

 

第一反抗期の特徴

3歳半を過ぎる頃には、大人の言っていることも大分理解できるようにもなってきますが、自分の気持ちを相手に伝える事がまだ上手くできないために、イライラして反抗的な態度を取るようになります。

 

イヤイヤ期とは異なり、人に迷惑をかけたり、やってはいけない事を分かりやすく教えると理解してくれるようになりますが、自分の思いが通らないと反抗的になり怒る・叩く・暴言を吐いたりします。

そのような時は、優しくゆっくりわかるように話すことでイヤイヤ期とは違っていつまでも泣くようなことは少なくなります。

 

いけない事をしたり、言ったとしても頭ごなしに叱るよりも、

  • 『どうして投げたの?』
  • 『どうして叩いたの?』
  • 『どうして嫌なの?』

先ずは理由を聞き、

  • 『どうしたいのか』
  • 『どうして欲しいのか』

時間をかけて気持ちを聞きだしていくことで感情が落ち着くようになります。

決して、頭ごなしに叱ることだけは避けましょう。

 

我が孫もママに頭ごなしに叱られた時は、子供なりのプライドがあるのでしょうか、いつまでも起こって泣き止まずに言うことを聞かなかったことがありました。

 

小さくとも子供は子供なりの理由があるようです。

大人は、物事を早く終わらせ家事を済ませてしまいたいと思う気持ちがあり、子供につい言うことを聞いて欲しい為に、急いだ口調になってしまいがちです。

 

子供の成長過程でもあるように、大人の精神面の鍛えでもあり、学びでもあると捉える事で疲労困憊することも軽減されます。

親も祖父母もゆとりある対応で接していることは、子供の心身の成長にとって望ましいことだと思います。

 

言うことを聞かない子供・孫の対応

親や祖父母の言うことを聞かせようということは、なかなか大変です。

小さな子供であっても意思がありますから、『今からこうしたいのだけれど、○○ちゃん一緒に手伝ってくれる?』『○○してくれると嬉しいのだけれど...。』という言葉かけをすることでスムーズにいくことが多い気がします。

 

次にやることを伝えることは、言うことを聞いて欲しいという強制的にはならず、子供・孫が大人のすることに協力しているという気持ちになるのではないかなと孫と関わってきて感じています。

 

言うことを聞かない時は、大人が強引に物事を進ませようとしている時におきる確率が高いように思えるからです。

 

子供や孫の気持ちを大事にすることは、私たち親や祖父母自身を大事にすることにほかならないのではないでしょうか?

 

中間反抗期については、
小学生の反抗期への対応と学ぶ親と子の在り方
の記事を参考にして頂けるのではないかと思います。

 

小さな子でも『共に生き』『共に生活をしている』ことを心の深い場所で教えてもらえている気がします。

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