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反抗期の子供の屁理屈は論理的思考が育っている?!

子供の反抗期の屁理屈で悩んでいる親が常識や筋道の通った理論を言っても通用しないと思いがちですが、反抗期の屁理屈は論理的な思考の力が育っているとも言えます。

 

反抗真っ只中の子供に、物事の順序や人が社会で生きていく為の最低限の必要な条件を理解させようとしても屁理屈や揚げ足をとることで、親の方がつい感情的になってしまい、子供との接し方に頭を抱える一方で...親自身の押し付けがあるのではないかと考えさせられることも...。

 

反抗期の子供は、自分の気持ちが思うように通らない時など親や兄妹に嫌なことを言ったりやったりと相手を傷つけるような行為をしてきます。

 

反抗期の子供との接し方は、年齢が増すと知恵もついてくることからどんな対応がベストなのか知ってみましょう。

 

反抗の強い子供には愛情が必要!?

反抗期は子供の成長の証だから、反抗は当たり前と分かっていても親子ともエスカレートした時に、親自身の心の制御の必要性を感じるようです。

 

親も完璧ではありませんから、つい子供の反抗に対し、感情的になる事が多々あります。

 

感情的になった後は、さらに子供の反抗がヒートアップして、ママの方が疲労困憊になって翌日は体調を崩すという悪循環が起こってしまいます。

 

【事例 1】祖父母の愛情で孫の反抗が和らぐ

娘の近くに住んでいる子の娘さんは、3人目の弟が生まれてきてから反抗が半端なかったようです。

その娘さんはしっかりした感じのいい子で学力も高く運動も万能で友達にも大変慕われていましたが、弟が生まれるとお母さんが一番上の子に今まで通りの対応が忙しくできなくなったのでしょうか?

 

お母さんが注意をすると、お母さんのやれていない事などの指摘や屁理屈や無視、妹には無視をしたり傷つける言葉を言ったり、お母さんと仲良くしている友達にきつい言葉や無視をしたり傷つける言葉を言うようになっていったようです。

 

見かねた実・義祖父母がお孫さんを下校後、交代で祖父母宅で夜まで面倒をみるようになると、今までとは嘘のように誰に対しても明るくなり、自分の気持ちを正直に伝え笑顔で挨拶もするようになっています。

 

母親の愛情の不足の部分を祖父母の愛情で補うことで、孫の心のバランスが取れていったのであれば祖父母の協力は大きな力となっていたようです。

 

多少の反抗があっても自分や友達を傷つけるようなことをしなくなれば、両親も安心していられることもあって、お母さん自身も不安げな対応をしなくなっています。

 

祖父母の愛情でこんなに変わるのかということを近くに住んでいる人たちも、とても驚いています。

 

【事例 2】学童でいじめにあい祖母が自宅に来てから…

知り合いの娘さんは、お母さんの言うことを一切素直にやってくれなくなり、注意をすると「文句をいわないで!」と言葉を切り捨てるように言うようです。

 

出かける時も、早く仕度をして欲しくて注意をすると「何時までに間に合えばいいんでしょ」とそれ以上言わせないという感じのようです。

 

お母さんが段取りよくしてない時などは、「お母さんだってやっていないのに、私ばかり、注意しないで...」と厳しい屁理屈を言われるようです。

 

お母さんはお勤めをしていることから、娘さんが学童に行くといじめられることを言えなかったそうです。

いじめられる原因は、いじめられている子に声をかけて一緒にいてあげることから始まったようです。

 

いじめられている子が可哀想で一緒にいてあげた事から、逆に嫌がらせを受けるようになった事を、親しくしている友達のお母さんから聞かされて、祖母に下校が早い時や仕事で一時帰宅ができない時に自宅に来てもらうようになってからは、激しい反抗や無視することが少しづつ減ってきているようです。

 

両親に来てもらうことを決定づけたことは、激しい反抗より小学三年生の子がおもらしを度々するようになった事がきっかけとなったようです。

 

ここでも、祖母のそっと見守り、孫に手作りマスクやバッグを作って応援してくれている愛情を知ることで以前のように親子の会話できるようになり、おもらしもなくなったことです。

 

成長期の屁理屈についての反抗は、母親が受け入れながら母親自身の注意すべき点を改善しながら、いい距離感を取っているようです。

小学生の反抗期への対応と学ぶ親と子の在り方

こんな言葉をよく耳にしませんか?子供の『反抗期は成長の証』。 反抗期は成長しているから… 頭では理解していても多忙な時や心身が疲れている時は特に余裕がなくなってしまい、つい感情的になってしまいませんか ...

 

子供の反抗の仕方には個性がある

子供の反抗には

  • 大声で泣き叫び物にあたって主張をする
  • 親をののしる言葉を言う
  • 屁理屈を言う
  • 口答えする
  • 揚げ足を取る
  • 言い訳をする

 

中間反抗期は、母親自身の足らない所や直すべき所など親の欠点や欠如している部分を指摘してくることもあります。

 

母親にすると

「こんなに一生懸命しているのに...」

とショックが隠し切れない事は事実です。

 

さらに、

 

  • 親の押し付け
  • 母娘が成長するための子供の反抗
  • 言葉の厳しさに指摘して屁理屈の応酬

言い合っても疲労困憊するだけでいいことは何もありません。

 

親子であっても、「罵倒する」「暴言を吐く」言葉で心を大きく傷けてしまうこともあります。

 

親だから何を言ってもかまわないという強権的ではなく、親の言ったことに反論できるだけの知恵がつき始めている事を理解して、感情的にならず一呼吸をするくらいの余裕を持った対応は双方を傷つける事から避けられます。

 

ただし、倫理観から外れているときは、

「そういういい方はよくないわよ」

「その言葉は、相手に失礼だと思わない?」

と戒められるように落ち着いた言動で対応ができるようになれたらいいですね。

 

祖父母のゆとりある対応などの協力や成長していく為に必要な屁理屈も見守る余裕を持って接する事を親自身が理解していけるといいかもしれません。

 

最初は大変かと思いますが、

お母さん自身の心身を大切にするためにも「いつも、がんばっているわね」とご自身を励ましてあげてくださいね。

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