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否定的な感情に言葉で心を強くする声掛け

子供を取り巻く外部の環境が否定的な感情と否定的な言葉の中にいる時に、親や祖父母の包み込む愛と言葉で心を強くする声掛けをしてもらうことで、子供や孫が逆境に負けない強い精神を持った子に育っていきます。

 

大人が使う言葉には子供の精神の強さを育んでいくことを知っていくと、言葉の使い方に気をつけていくことの重要性を知ることになります。

 

子供や孫をどんなときにも明るく前向きな自分らしさを常に持って生きている子に育って欲しいと思います。


否定的な感情や言葉は人を弱くさせる

親や祖父母の言葉は、子や孫にとても影響力がある事を孫と関わっていて感じます。

娘がネガティブな言葉を発すると上の孫は怒りやすくなり、妹とのコミュニケーションが上手く取れなくなっていき兄妹で傷つけあう言動となることが多かった事です。

 

子供がしていることに対して否定的な言葉を発すれば、自信を無くして自分の思っていることが言えなくなり、学校でも我慢をしている辛さが家でわがままな言動となる事が起きていました。

 

数日間親子、そして兄弟で涙し合いその姿を見る娘は大粒の涙を流しながら「励ます言葉さえも傷つけるの?」と自信を失うことがありました。

 

期待のこもっている言葉や押し付けられたと思わせる言葉は、子供を信じて見守って待つ深い愛情とは異なっていることを感じたようです。

 

子育て孫育てで教わる穏やかな感情の大切さ

人は感情の生き物であることは誰もが知っている事だと思います。

 

特に子供は素直ですから、感情から発せられる言葉を敏感にキャッチするようです。

 

親も祖父母も外で起きたイライラする出来事を整理せず、感情の整理がされていないまま話しかけても子供に向けて発信する言動は、子供も気付つけますが、実はイライラした感情の気持ちで子供や孫と接した親や祖父母が傷つくことを教わります。

 

大人も仕事やパートナーと関わる時など、相手の雰囲気を何気にキャッチし「イライラしたことでもあったのかな」と思うと、そっとその方から距離を置く事ができますが、子供は自分の気持ちに正直ですから、ストレートに反発した言動が帰ってきます。

 

娘親子もそうですが、一所懸命仕事をしてきて遅い帰宅でもニッコリ笑顔で帰ってきた時と、定時の帰宅でも会社で何かあったのかなと思うような暗い感じの時には子供たちの反応が異なるのです。

 

大変そうだった様子でも笑顔で帰宅した時は、疲れた表情は受け止めるらしく母親にとても気遣う言動で対応をするのですが、陰を放つ帰宅の時には子供たちは元気がなくなり「お帰りなさい」と言ってそっと離れていきます。

 

その様子を見させてもらっている者としては、外で疲れてきて家でもいい対応をしてもらえないと、かなりしんどいのではないかと思うのです。

 

そんな時は、

「ママお疲れ様」

「今日は○○ちゃん、こんないい事があったみたいなのよ」

「○○君も、楽しい事があったのよね」

というと、

孫達は、

「ママはいい事あった?」

と尋ねて聞き出そうとすると、

娘はいい出来事を探そうとして顔が明るくなり始めます。

母親の明るい出来事を聞きたい孫達は笑顔で母親の顔を見つめています。

 

明るく過ごす幸せと感じるひと時から始まり寝るまで心地いい時間の延長になっていくことを、子供や孫を通して大人は教えてもらっています。

 

辛く厳しい体験を生かし、次のステップに進むいい体験と取ることで周りが応援してくれるようなことも起きてくる事があるようです。

 

物事の受け止め方次第で、未来に起こることも変わってくる事も体験させてもらえます。

幸せ探しの感情

今・今・今を大事にしていいもの探しをしながら感謝していくとなんだか気持ちがいいと感じます

  • 今、関わっている家族や人
  • 今、ある時間や出来事
  • 今、与えられている環境など

感情は生きていく上で大きな力があるように感じられます。

 

否定的な感情からは苦しみを生みますが、明るく思いやる言葉の感情には

  • 『勇気』
  • 『生きがい』
  • 『やる気』
  • 『自信』

の活力がみなぎってきます。

子育ては親育てとも言われていますから、子供や孫から祖父母も育ててもらっていることに感謝ですね。

否定的な感情の言葉掛けで苦しみを選ばず、明るい未来となる感情の言葉で自身の本来備わっている力を引き出しましょう。

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