実家に帰ると涙が出るという娘さんが多い事を聞くと、「幸せに暮らしているのに、お母さんと話すだけで涙が出る」といった娘の言葉を思い出します。
本当に不思議ですが、幸せな新婚生活を送っているにも拘らず母親の声を聞いたり実家に帰ると寂しい気持ちと、帰ってきた嬉しさが交差して涙が出てくるのです。
娘が癒される実家の在り方を綴ってみたいと思います。
実家に帰ると寂しい気持ちが癒される
実家に帰ると寂しい気持ちが癒されて、涙が止まらなくなる娘さんがほとんどのようです。
好きな人と結婚をして幸せな暮らしをしている娘が、実家で暮らした楽しかった生活を思い出すことで涙が自然に流れてくるようです。
このような体験をした人は多いのではないでしょうか?
実家に帰って来て親の顔を見ることで、何故か寂しい心が癒され涙が自然に流れてくるのですから不思議な現象です。
遠くに嫁いでなかなか会えない娘さんに多い事も聞かれます。
海外に住んでいる娘も結婚当初は、Skypeからかかってくる回数は頻繁でかなりの頻度でした。
実家を後にする時にも、離れる寂しさからか自然に涙が流れてくるのですから、これも不思議です。
実家を離れて大学生活をしている娘さんも、同じ体験があるのではないでしょうか?
寂しさからくる涙は、愛情に包まれていた家庭で育ててもらっていたことを気付かせてもらっているのかもしれませんね。
実家に帰っても寂しさを感じなくなる時期
実家に帰っても寂しさの涙も出なくなる時期が訪れてきます。
大学生の娘さんの帰省の場合では、友達が出来て楽しい事が増えたり、アルバイトで忙しくなって寂しいと言っている時間さえなくなってきたりする時期からではないかと思われます。
実家に帰って来てもアルバイト先が決まっていたり、同級生と会う約束をしていたりと、忙しさと次にやることがきまっていて楽しみへシフトされていたり、バイトしたお金で何をしようかとワクワクした気持ちで実家を離れることから笑顔で戻って行くようになっていきます。
結婚をした娘さんの場合には、娘に子供ができて家事育児が多忙になってきたり、子育ての悩みを抱えるようになることから、徐々に寂しいと言って泣いている暇さえありません。
親は多忙な日々の娘を励ます言葉や褒め言葉を娘に浴びせることへと変わっていきます。
言葉の選び方が悪いと誤解をして元気をなくさせることにもなる事も学び、娘であっても娘を変えようと思うことは返って娘を苦しめてしまうという大切な経験もさせてもらいます。
子育ての難しさで苦しめることになってしまうことがあるからです。
その体験を通して、娘も親もいろいろな学びを体験していき、互いを気付つけないような対応へと工夫をする知恵を学びながら、寂しいという感情から状況の変化や心の豊かさを学んでいる感じがします。
その頃になると徐々に、寂しさの涙よりこの体験ができて嬉しいという笑顔と成長への励みに変わっていくことです。
娘が親になっていく段階を経ていくと人間味が深まって、優しさや温かさが醸し出されてきます。
子育てにも余裕が生まれてくると、家族関係が良くなってきます。
実家に帰って寂しいという時期は、子供の成長と共に親の深い愛情を子育てを通して感じることから、実家の両親を大切にし始め余裕も生まれてきて、両親と良好関係を作り始めるようになります。
人生は、寂しさや喜び苦しみや悩みなどの多くの体験をしながら人間味が深まってきます。
楽しい人生にしていきたいですね。
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