孫差別をされる結果、祖父母の行動に対して許せない気持ちが親として起きてしまうことに悲しみがおきたりします。
子供を連れて褒められることが嬉しそうに照れながらしている我が子の姿を見ると嬉しくなるのは親の心理です。
子を思う親の気持ちは、どの親も同じで「親バカ」と言われようが我が子は本当にかわいい存在です。祖父母も孫は「目に入れても痛くない」と比喩的につかわれますが、それ程かわいい存在であることは間違えないのですが、祖父母によっては可愛さを比較して、差別して孫や娘を傷つけるような言動をとってしまうこともおこります。
孫差別を許せない祖父母の行動に祖父母との関りは必要?
息子娘は我が子が可愛く、兄弟の子である甥や姪も可愛く思っていますから、祖父母に対して孫達の対応がどの子に対しても平等であってほしいと思っています。
祖父母によっては孫への対応がそれぞれ違うように感じられる言動に対して苛立ちであったり、時として怒りを感じてしまうこともおこります。
祖父母にしてみると孫差別をしているわけではないと思っていたりもしますし、小さな子を優先にする祖父母もいたりと祖父母自身がどのように考えているかは計り知れない事も多々あります。
我が子を差別されたと思うと息子娘夫婦や孫は傷付くことも大いにありますが、地方の地域によっても兄弟の優先順位が違うところもあったりしますから、祖父母が住んでいる地域も理解しておくことも大事です。
孫差別と感じる内容
祖父母の考えによって異なってきますが、孫の差別があることで、子や孫を気付つけることなったりします。孫差別と感じることは一体どんな時なのでしょう。
・祖父母が内孫が一番かわいいと口にする
・気に入った孫にだけ笑顔で話す
・気に入った孫には相槌を打ち、そうでない孫は話を流す
・食べ物・プレゼントの差別
・気に入った孫は抱く、そうでない孫は抱かない近づかない
・食事の時、好きな孫を自分の側に座らせる
・写真も一緒に取らない
・飾ってある写真が気に入った孫の写真だけ
・携帯の写真は気にいった孫だけの写真
等々があげられます。
祖父母の家族が住んでいる地域によっても地方独特の風習があって長男が家を継ぐことからどんな時も長男の家族が優先順位が高い地域もあります。
祖父母によっても異なりますが、近くに住んでいることから付き合いが親密であるがためになんでも優先されることもあります。遠方であってもたまに来るからと気遣ってくれる場合と、その逆で疎遠になった状態だからと何でも最後になることもおこります。
近隣・遠方関係なくいいお付き合いが祖父母ととれていれば状況も変わることもありますから、祖父母と息子娘家族の関わり方でも対応が変わる場合もあります。
例えば
・遠方であれば、時々電話やラインで近況状況を連絡しあう
・季節の名産を贈りあう
・孫の成長状況を連絡
祖父母の生き方や考え方を変えさせることは非常に困難ですから、息子娘夫婦が理解をもって接していることが望ましく思われます。今ある姿を子供たちが見ていることで親のあるべき姿も知っていく学びと捉えられるようにしていきたいですね。
孫差別を感じた時は親が子供を一杯抱きしめて愛してあげよう!
祖父母も人間ですから、多少の好みが出ることもあるかもしれませんが、親を責めれば子どもから何かと攻められる循環を作ることにもなります。
我が子が祖父母から話しかけも笑いかけもしてもらえない孫差別を受けたとしても、「お父さんやお母さんは私(僕)を愛してくれている」という根拠があれば、身近な人からの寂しい悲しい対応であっても我が子が強く優しい心を育て育んであげることで素晴らしい大人に大きく成長していきます。
難しい状況を強引に変えさせようとしたり、付き合いを遮断する事よりも息子娘夫婦の大きな愛情で包み込んであげられるような親になっていくことが親や子が成長する大切な環境作りを伴っていくことと思います。
パパやママは、子供の未来ある人生の応援者ですから、子供の素晴らしい所を精一杯ほめて伸ばすことで、祖父母の対応に対しても「おじいちゃんとおばあちゃんの性格だから」と受け流せるようにもなってきます。
先ずは、パパママが祖父母の孫差別に対して批判や抵抗をしないで、祖父母の性格だからと流せるようになりましょう。
パパママも自分の実の親が孫差別することに対して、辛く悲しい体験をしても今の新しい家族が一番大事で大切な存在であることをさらに深め、子供の差別はしないことを教えられているくらいに受け止めて大事な家族の絆を深めていきましょう。