親が心配しすぎると子供をダメにしてしまうと言われますが、心配性の親に見られる行為が子供の自信を失なわせてしまうことに 繋がることからともいわれています。
しかし、心配性の親であっても、明るく自己主張もでき自己肯定感の高く、気遣いある対応ができる子も実際にいますが、同じような心配性の親御さんに育てられて自信のなくなる子と自信のある子は、どんな違いで成長していくのかが知りたくなります。
子供は好奇心が旺盛ですが、心配性の親や祖父母に育てられることで、その好奇心もなくさせてしまうのかを知ってみましょう。
親が心配しすぎると子供の性格はどうなるの?
子育てや孫育てをしている親や祖父母の方の中には、子供を心配しすぎて子供の行動を狭めることをしてしまっていることってありませんか?
実は、私も娘もどちらかというと心配性ですから、つい子供や孫に行動する前に先に口を出して危険のないようにさせようとしてしまっていたタイプでした。
その孫が怖がりになったのは、どうも親たちの心配性が原因ではないかと思わせられることがあったからでした。
小学3年の水泳の授業の時に、水が怖くて顔をつける事が出来ない事を知ったのです。
海水浴やプールに行ったりした時に顔に水がかかると異常な程、顔を手で覆ったり、水がかかると怖がることは知っていましたが、そこまで怖がっていることは知りませんでした。
親達の言っている何気ない心配する言葉で子供に不安を感じさせていた事に気付かせてもらったことです。
海水浴に行けば、
『海水が腰から上の所には行かないでね。溺れたらいけないから!』
プールに行けば、
『プールの深い所にはいかないようにね。危険だから!』
子供が怖がる言葉を物心ついた時から言い続けていたこともあって、水に恐怖心を植え付けてしまったことに気付きました。
今のうちに泳げるようにしておかなくてはと思っても、『水泳教室にはいかない』と言い張り途方に暮れていた時、妹が運動会の時に「土を蹴る力が弱いですね」と言われ、娘は「???」確かに「ぶっりこ走り??」と思っていたそうです。
気になってネットで調べてみると、水泳が体のバランスを作ってくれることを知り、妹を水泳教室に通わせると走ることが嫌いだった孫に変化が...。
水泳教室に通い始めてからの変化
- マラソン大会40人中の13位という高順位だったこと
- 水泳教室を楽しんでいること
- 泳げるようになった事で自信が生まれた事
妹の変化によって、上の子が出した結論。
水泳教室に通うことに抵抗していた上の子が、スポーツの苦手な妹の変化がきっかけとなり、あっさり半年後に通うことになったのです。
一ヶ月程は、水を怖がっていた孫が、指導者のポジティブ思考のお陰でしょうか、めきめきといろいろな泳ぎを挑戦できるようになって、
プールに顔さえもつけれなかった子が
今では、
『バタフライ』
が泳げるまでになりました。
娘も私も、先生のお陰と思っている事と出来るまで挑戦した時の自信の付く言葉掛けの大切さを気付かせてもらいました。
身を守る事の必要性について危険がない為の知識を学ばせることの大切さと、心配しすぎる行為は別物と親も子供も祖母も同時に学ぶことになりました。
心配しすぎ
只々心配をあおる行為となり、子供の心を委縮させることになった事を痛感させられました。
心配性から心配箇所を確認し知識を増やす
子育てをしている親にもいろいろな子育て方針があるように思います。
私たち家族は心配性にも2種類があると思っていて過度の心配性がもたらすことで親子関係が厳しくなる体験もしました。
同じ心配性の親の子であっても、自己肯定感が高く何でもよくとる子が身近にいます。
いろいろとその方に尋ねてみると、心配になる点を子供に言いつつ子供の意見を聞くことで心配する事より、危険と子供が感じた時はやめていることを教えていたこと、子供自身も自分の判断ができない時はやめることを学んだそうです。
『確認はしても、むやみに心配しすぎない事に心がけ』
危険な状況を察知できることは大切であることから、失敗しても大丈夫の範囲は見守っている事、命の危険性に繋がることは知っておくべき知識を一緒に学んでおくことに心がけました。
心配性は相手を信じていない事からということを知った時から、自分は相手を信じていないのであれば、子供であっても「失礼よね」ということを理解してから以下の2種類にわけることにしました。
「過度の心配性=心配しすぎ」
⇓
『子供の自信を失わせる』
「注意を促す心配性=気になる点の知識の確認」
⇓
『知識が増え自信を与える』
これを心がけるようになってから、子供達の方からいろいろと聞いてくるようになった事、今日の出来事で辛かったことを今後どのようにすると自分も友達もいい関係でいられるかも、明るい思考やきもちのいい感情の中でいれるようにしたいからと、話しかけを自らしてくれるようにもなってきました。
▶参考記事 否定的な言葉を言う親・祖父母
心配しすぎより、うまくいく事を心がけた心の配り方がいいのかもしれません。
心配のしすぎは、心配をしたことを考え続けることから、心配事を引き寄せてしまうことも起こる気がしますから、むやみに心配しすぎないでいい状況になる為に、物事を見守り応援していたいですね。
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