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反抗期に悩む娘と孫に祖父母が協力応援

小学校の反抗期の子供で悩む親たちの強い味方が実は祖父母であったりします。

反抗期の子を持つ娘にとってゆっくり話を聞いてもらえて身近で協力してくれたのが親だった事を娘や娘の知人やご近所の体験者、現在協力をしてもらっている方も仰っている事でもあります。

 

孫の反抗期の大変な時に娘にお説教をする両親は、娘さんを更にストレスを感じさせ体調を崩させてしまうなど、苦しい時に意見をしたことで気付かされることってありませんか?

 

孫の反抗期の時の祖父母のできる協力は、いったい何なのかを考えてみましょう。


反抗期の子の親の辛い時に祖父母は説教・意見していませんか?

 

祖父母が娘と孫の面倒を同時にみるのは、なかなか心身に体力を要します。

さらに、反抗期の孫と娘の狭間でつい娘や孫にお説教じみた話し方になってしまうことで、3者が苦しむ結果になってしまったことを体験する人は案外多いのではないでしょうか。

 

身近な方の体験によると、お説教をしてしまったことで娘が親に子育ての相談を一切してこなくなったことを聞き「余程つらかったのではないか」とご主人に言われたことを聞きました。

 

実は、私自身がお説教までにはいかなかったのですが、娘の気持ちより孫の気持ちを優先してしまった事で娘の子育てに自信を失わせてしまったことがありました。

 

否定はしたつもりはなかったのですが、子育て方針に対して「そういうこともあるわね」と肯定した会話であれば、娘自身が「どういう対応がベストなのかなぁ」と考え、母親なりの知恵を出していたはずなのに...。

 

相談内容に否定は禁句

相談内容の否定的な意見をすることで、娘の自己評価を低くさせてしまうことで、改善や前向きな思考ができなくなり、子供との会話もぎこちなくさせてしまい、孫までさらに元気がなくなってしまいます。

 

という体験も踏まえて、祖父母の協力とは、娘自身が考え出した反抗期の対応にはこれが一番いいと思ったやり方に何度も協力していくことで功を奏していくのではないかと体験します。

 

人は完璧ではありませんから、遠回りをしながら体験を積むことで親子の絆も深まるのかもしれません。

▶参考記事小学生の反抗期への対応と学ぶ親と子の在り方

 

孫の反抗期の見逃せない成長期といじめの見極め

子供の反抗時期に気を付けていたい事は、成長期で反抗をしている時と学校などでいじめにあっていて家でいらだつ気持ちを親や兄妹にあたっている事もあります。

 

これは娘の子供の事例ですが、4年の終わりごろから5年の夏休みまでは、コロナ禍の影響で学校に行っていない事が多かったこともあって、家族と話し合えばお互いに理解し合え、自分の思っている事をよく話してくれて、特に大きな反抗もありませんでした。

 

しかし、2学期に入ってしばらくするとなんだか元気がなくなり、「学校で何かあったの?」と尋ねても「何にもないよ」と言うばかりでした。

 

どことなくおかしく孫らしさがないと娘に言うと、『実は、反抗的で、泣いて物事を訴えるようになった事、ご近所の方から下校時間に仲間はずれにされていた現場をみた時に注意をしてくれたらしく「もしかしてお節介をしたかも...」と、次の日の学校での事を心配して連絡をいただいた』事をしりました。

 

孫に尋ねると大泣きをして「学校に行きたくない」と初めて口にした言葉にいじめにあって反抗をしていたことも娘も私も知ることとなりました。

 

心のバランスが崩れると勉強にも影響が出て思うようにいかなくなったことでどうしていいのかわからなくなっていたようです。

 

娘がゆっくり話を聞き始めると孫にとっては辛い出来事が数多くあったようです。

話し合いの結果、毎週金曜日に祖母宅である我が家に泊まる事となりました。

3ヶ月が経った孫の様子

  • 自分の気持ちも正直に言えるようになった事
  • 自己評価を高める努力をした事で友達になりたかった子と親しくなれた事
  • 決めた事をやり続けることの大事さも分かってきた事
  • 家族を大切にしていきたい事

 

など、少しずつ自信もついてきて、自分の気持ちをはっきり言えるようになった事は、孫自身も娘もとても喜んでくれています。

 

自分の気持ちをしっかり言えるようになると友達との交流関係も上手くいくことから、自己肯定感も高まり家族との時間も楽しむ時間がだんだん増えてきているようです。

 

我が家では、孫に特別な事をしていたわけではありません。

  • 生活は規則正しく
  • 自分が決めた事は最後まで一緒にした
  • 感謝を伝え合う
  • 自分を大切にし認める
  • 物事を否定的にとらない
  • 手伝ってくれたり、優しい気遣いにはハグ

 

出来ない事もあるけれど出ない事もやり続けていくうちにできるようになる事や苦手な物が意外と好きになったりするなど、自信がない物でもちょっとやってみようかなと好奇心も湧いてきたようです。

 

娘からは、「家族の笑顔が増えた気がする。お手伝いも進んでしてくれたり...(^▽^)/」とのことです。

 

人は、身近な人の環境に流されたり、不満を感じることでイライラしたりと、いろいろな感情を見せられる時がありますが、そっとみまもり困った時にはホローができるようになれたら嬉しいですね。

 

*嬉しい事

*楽しい事

*幸せな事

 

が日々増えていってくれたらありがたいですね。

自分とかかわる多くの人との環境が、いつも豊かさに溢れた関係の中で過ごせたらとっても幸せです。




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