生後6ヶ月になると離乳食が始まるようになってきます。ママは我が子に食べさせようといろいろな本を参考に離乳食作りに勤しみますが、赤ちゃんは一向に食べてくれなく落ち込んだりしてしまいます。
思うように進まない離乳食にばぁばの作った物はなぜが口にしてスプーンを口元に運ぶと口を開けたりします。
いったい何が違うのと頭を悩ませてしまいます。
離乳食を作っても食べてくれないのはなぜ?
赤ちゃんによっては、離乳食を口元に運ぶだけで嫌がる子もいます。反対に喜んでいろいろ食べてくれる赤ちゃんもいます。
お手製の離乳食に時間をかけて我が子のためにと熱い気持ちで作っても赤ちゃんが食べないということがあります。ママはつい「○○ちゃんのために折角作ったのに・・」とがっかりして力が抜けてしまうこともあったりします。
離乳食で悩んでいる時に、祖父母の家に行ってばぁばが離乳食も一緒に作ってくれ、みんなで一緒に食べているとばぁばの作った離乳食を何故か食べているのです。
いったい何が違うのとばぁばの作った離乳食を食べてみると特別変わったことはないのですが、おいしく感じるのです。
そして分かったことは、ただ作っているだけではなく美味しくなる作り方を知っていたことの違いということも理解しました。
ママは、早く食べさせて次にする家事をこなしてしまおうと食事をしている時に、話しながら食べている行為が少なく余裕を持って食べさせていないことも理解できたことでした。
赤ちゃんが離乳食を食べる時と食べない時の違い
赤ちゃんは、大勢のいる環境の中で食事をするとよく食べてくれたり、眠くなってきたときなどはミルクを欲しがったりと赤ちゃんの状況によっては、離乳食を食べない時もあったりします。
我が家の子は、ベビーフードは一切食べてくれませんでしたから、大変であっても手作りが基本でした。
知り合いの赤ちゃんが喜んで食べてくれると聞けば、買って試してもやはり食べてくれなく、手抜きができませんでした。
離乳食の初期の頃の外出時は、手作りの離乳食を持っていくことが多く、宿泊では両祖父母の家以外はとても無理でした。
離乳食を食べる、食べないかの理由
赤ちゃんが離乳食を始めた初期の頃は、口に入れるのは母乳やミルクだったものが違う物が入ってくることから赤ちゃん自身戸惑ったりすることもありますが、大人が食事をしているのを見ている赤ちゃんもまねて口を「モグモグ」したりしていて母乳以外に食べるという準備はできてきてはいます。
赤ちゃんの口に離乳食があえば、離乳食も喜んで食べてくれるようになっていきますが、最初は焦らずゆっくりはじめていきます。
初期の離乳食は素材の味を生かし、味付けはしないでだしだけで作るだけでも食べなかった赤ちゃんも食べてくれるようになったりします。
食べる時
・素材の味が合わない時は、だしを入れて食べやすくする。
・おかゆは、炊飯器で炊いた物より手は係りますが、水につけてからおかゆを作っていくやり方が旨味がでて美味しくなる。
・「おいしいねぇ」「あーん」「モグモグ」と声をかけながら余裕を持って楽しく接してあげる。
・口に合うものを探して種類を増やして作ってあげる
食べない時
・赤ちゃんの苦手な食べ物
・ベビーフードが合わない子がいる
・味蕾(味を感じる)が発達段階で敏感
・お腹が空いている時はミルクを欲しがる
・母乳やミルクで満足しお腹が空いていない
・気持ちが乗らない
ばぁばの料理のだしは鰹節で摂った物
ばぁばの作った離乳食は鰹節から摂る人が多く、調味料入りのだしパックは離乳食の始まったばかりの赤ちゃんには味が濃く感じられるのではないでしょうか?
私の周りでも、ばぁばの作る離乳食は優しい味がして孫は口を開けて待っているとも言っていました。
教えてもらってからは、おかゆだけでなくだしで煮てつぶしたジャガイモも食べてくれるようになったといっていました。
食べさせる時の参考として、ばぁばがしていたようにお話をしながら食べさせる側が食べているようなジェスチャーをしながら、「美味しい~」といいながら、「モグモグモグ」口に入れて飲み込んだ時などは、「美味しいね~」と言って離乳食を摂るようになっていくと日々の量も順調に増えていったりしていきます。
離乳食は、赤ちゃんにとってもママパパにとっても祖父母にとっても楽しい食事タイムにしていきたいですね。