よくある悩み・トラブル 孫の気持ち

二人目の妊娠に上の子の甘えで親子が不安定

ママが妊娠すると上の子が甘えるという現象が起こり、ママも上の子も不安定な状況が妊娠初期の頃は続くことがあります。

 

お嫁さんや娘に二人目の子が授かる事で起こる、上の子の甘えや夜泣きにつわりもあることから心身のバランスが崩れる事が起こり、実家に帰ってくるようになります。

祖父母は、赤ちゃん返りをしている孫を、そっと温かく迎え入れ娘親子の様子を見ながら現状を乗り越えるように見守っています。

 

子供が一人の時の子育てと違い二人授かり育てる大変さはあります、上の子の甘えの対応の仕方を紹介していきます。

妊娠初期の上の子の甘えはどんな様子?

 

ママの二人目の妊娠が分かるか分からないかくらいの頃から、上の子が異常なほど抱っこや甘えが酷くなる事に、息子娘夫婦達は驚かされるようです。

 

あまり酷い甘えが続くような時には、実母に相談すると大抵「赤ちゃんが授かったのでは?」という返答が帰ってくることが往々にあります。

 

昔からもよく言われる事として知られていますが、赤ちゃんが授かったと親が知る前から上の子の甘えが酷くなる子が多いようです。

 

私の知り合いに、4人歳でひらがなも読めてかなりしっかりした男の子が急に夜泣きや抱っこ、おもらしもし始め、食事もママが口に入れないと食べようとしなくなるということが起こり、戸惑っている時に両親から「もしかすると、赤ちゃんが授かるのかもしれないわね」の一言が数週間後赤ちゃんが授かっていることが分かり、現実になったことに娘さんは驚いていました。

 

上の子の甘え方はさまざま

二人目や三人目ができると上の子たちは、甘えが酷かったり我が儘が強くなったりママを困らせるようなことをしたりと情緒不安定に陥ってくるのかなと思わせるほどになる子もあります。

 

甘え方にもいろいろな状況は個人差

  • おもらしやおねしょをするようになる
  • 自分で食事を食べようとしない
  • ママの体や肌に密着したり、お乳を触りに来る
  • イライラが激しい
  • お腹の上に乗ってきたり、時には叩いてくる
  • 突然泣き叫んだりと情緒が不安定
  • 夜泣きが始まる
  • 園や学校に行く事を嫌がる
  • ママの姿が見えないと激しく泣きだす
  • ママの困ることをして気を引こうとする

 

妊娠初期から出産後も上の子のケアは大事

 

下の子ができたからと上の子をさらにしっかりさせようと思うママは案外多いようですが、小さな子の心は突き放されているように感じ、怒りっぽくなる子や言葉を話せなくなる子、ママを困らせたりとそれぞれの個性に応じた子供の表現方法で起こってきます。

 

妊娠出産子育てと大変な時期ですが、祖父母に協力してもらえるようであれば遠慮しないで力になってもらいましょう。

 

実母も多くの事を体験していることから、ママとは異なる余裕を持った接し方をすることで、イライラが治まったり、おねしょやママの嫌がることをしなくなったりします

 

特にママがつわりの時であったり、出産後のママに甘えられない時など、自分を見てもらえない寂しさもあるようです。

 

夫婦でできない時には、祖父母の協力を仰ぎながら上の子が落ち着いていられるいい家庭環境づくりを心がけるといいですね。

 

生まれて来る赤ちゃんの存在をそっと伝える必要性

上の子はいつまでもママの側でママと一緒にいたい気持ちは大きいのですが、生まれて来る赤ちゃんのことやママの体調不良で余裕がなかったりしがちですが、上の子に生まれて来る赤ちゃんの存在を伝えながら、上の子に愛情を注いであげることはとても大事になってきます。

ママの体調が悪い時などは、一緒に横になって絵本を読んだりしていることで上の子なりに、「ママ、大丈夫?」と優しい言葉をかけてくるようになってきます。

ママのお腹が大きくなってくると、不思議そうな顔をしながら自分のお腹を見比べたりしている時なども、「○○ちゃんもママのお腹の中にいたのよ。○○ちゃんはママのお腹から生まれてきてこんなに大きくなったのね。」と上の子を抱きとせ頭を撫でたりすると、ママのお腹を撫でたりするように自然となってきます。

上の子に対する愛情が豊かであれば、赤ちゃん返りや情緒の不安定な状態も自然に改善されていきますから、パパママや祖父母などの大人の愛情を注いであげながらママが育てやすい環境を作ってあげることはとても必要です。

 

赤ちゃんが生まれてからは上の子への配慮は大事

 

出産でママから離れる時は、上の子もいつもとママの様子が違うと感じるのでしょうか?「赤ちゃんが、生まれてくるからおばあちゃんといようね」というと素直にうなずいて祖父母と待っていてくれます。

 

病院へお見舞いに行っても赤ちゃんが生まれた事の変化を受け入れ、「○○ちゃんも、生まれてきた時はこんなに小さくてかわいかったのよ」と上の子を中心とした会話をすることで、赤ちゃんを撫でたりするしぐさをしてくれますから、上の子に愛情を注いであげることは大事です。

 

パパママに余裕がない時には、祖父母が上の子に愛情を注いであげましょう

 

赤ちゃんのオムツを変える時などは、最初に上の子に「○○ちゃん、おしっこでる?」と聞いてから、「赤ちゃんおしっこが出てオムツが濡れたみたいね」といって、オムツを変えようとするとオムツを持ってきてくれたりするようにもなってきます。

 

ミルクやおっぱいなどの授乳の時などは、ママの膝に上の子も乗せて授乳をしながら、「○○ちゃんも、赤ちゃんの時にこうやってママのおっぱいを飲んでいたのよ」と伝えたりしていくと赤ちゃんが泣いたりすると「おっぱいが欲しいのかな」「オムツが濡れたかな」とママに教えにくるようにもなります。

上の子に愛情を注いであげることで、ママの大変さも半減しますから、祖父母の協力をしていただきながら大変な時期を乗り切っていきましょう。

買い物なども大変な時にはネットを利用して少しでもママが楽になるように、また、上の子と過ごす時間も作り時間のやりくりを利用しましょう。

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親子が不安定な時には、祖父母の協力を仰ぎましょう!

 

 

 




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