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「孫疲れ」の対策

孫の存在は、祖父母にとって新たな生きがいであったり楽しみでもありますが、祖父母に養育の負担がのしかかるような孫育てとなると大きな負担。

さらに孫の成長と共に「孫疲れ」が起こり、祖父母自身の心身と金銭の心配事が増えてくるようになってきたりします。

祖父母の負担が重くならない前に対策を預かる側が知っていることは、預ける側の息子娘にも祖父母が「孫疲れ」になる前に対策を知っていてくれることで、さらにより良い家族間の信頼も深まっていき、親と子そして祖父母と孫の絆が深まっていきます。

 

祖父母の「孫疲れ」の対策を知っていくことは息子娘家族にとっても大切なことになっていきますから、対策を知ってみましょう。

「孫疲れ」もう勘弁しての深刻な状況下

子育てを終えていろいろな面で余裕ができた両親は、子供の結婚や出産で喜びや楽しみも増えてきます。

「孫は目に入れても痛くない」と言われるほど孫の存在は大きく祖父母にとって格別な存在でもあります。

 

まだまだ若い祖父母であれば、孫の面倒を見ることは少し大変かもしれませんが、孫と一緒に楽しむ事ができます。

しかし高齢となった祖父母となると孫のお世話はかなり心身に厳しく辛くのしかかってきます。

 

孫が元気なことはとても嬉しくありがたいことであっても、孫と付き合っていられるのは、一日か二日でそれ以上になると体に疲れがたまったり体調を崩すということも起こってきます。

体調を崩す状況には、長期の滞在により孫たちが帰った後は、ぐったりして寝込んでしまう事態となり通常の体に戻るまでには数日かかったり、無理が重なることで体に異変が起こってしまうケース起こりかねません。

 

息子や娘家族は実家に来て安心感から

1.家事一切をまかせられる
2.孫の面倒を全て見てもらえると思っている
3.金銭的な面の寄りかかり

等々、祖父母にしてみると体力的にしても、また年金生活になっている生活では金銭的にも頼られすぎな面が大きな負担としてのしかかってもきています。

 

孫は可愛く、孫へ何かをすることで喜んでもらえると思うと何も言えなかったり、年を重ねて心細くなっていく親にとって子供とのつながりを大事にしていきたいと思う気持ちとで、何も言えないという精神的な負担もあったりします。

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「孫疲れ」若いと思っている両親でも

息子娘夫婦が共稼ぎとなると一日中、孫の面倒を見ることになり体力的にも気力も萎えてきてしまいます。

年金暮らしをしている場合であれば孫の食事やおやつなど孫と出かければそれなりに金銭的な負担も起きてきます。

 

朝から晩まで預かる場合

  • 孫中心となる生活環境に心身に疲労
  • 老後の楽しみも出来ない状況となる
  • 祖父母はさらにストレスが増す

祖父母にとって「孫は目に入れても痛くない」と思うほどかわいい存在でもあるといえども、あまりにも疲れすぎると人間弱音を口にして周りに嫌な気持ちにさせてしまうような言動をとってしまうこともなりかねません。

 

息子娘たちは、親の愚痴を聞き流しながら「いつもありがとう」「今日も助かりました」と笑顔で言ってその場の雰囲気を柔らかげると、親も自分の言動に対し「あっ」と気づき親自身の態度を改めたりします。

互いに謙虚な対応を心がける事は重要です。

 

「孫疲れ」両親と息子娘たちとの思いの食い違いの対策

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祖父母の孫への疲労や気疲れに対しての思いと、息子娘たちとの祖父母の疲労感を感じる受け止め方の思いの食い違いはそれぞれあったりします。

 

・世代の違いであったり
・育児方法の常識が非常識に変わるような事が起きてきたり
・環境の違いであったり
・教育方針が異なっていたり
・物事の思考の異なり
・押し付ける行為であったり

等々親子であっても家庭を持った息子娘であればいろいろな面の異なりが起きてくることを理解することは大切になってきます。

 

息子娘家族も実家・義実家ともにそれぞれの付き合い方があるとしても互いに

*やってほしい事
*やってほしくない事
*出来る事
*出来ない事
*互いに思いやりのできる言動
*感謝は伝える(言葉と形)

 

など良好な関係を保つためにも、親子であっても最低限の人としてのマナーで接することを知っておく事は、大切な身近な人であればあるほど大事にしていくことは重要であり必要です。

 

「孫疲れ」感謝の気持ちは重要

若い祖父母であっても、常に元気に動き回っている子供の相手をしているのは、大変な重労働です。

 

本来であれば

子供の養育は親がすべき役割を

困っている息子娘を

見ていられなくて

子を思う親心が働いて

動いてくれる行為であることを

決して忘れてはいけません。

 

預ける子供側にすれば両親の行為が不満になることも多々あるかもしれませんが、親だから手伝ってくれて当然という言動は慎み謙虚な姿勢でお願いをすることは大切です。

 

息子娘夫婦の気持ちのも持ち方にも、息子娘夫婦自身の為であり、我が子のためでもあることを決して忘れないように感謝していきましょう!

 

また、祖父母も上目線的にならずに、息子娘夫婦と大切な関係を築いていることで、未来歳を重ねた時にいい関係を築いて入れる事で、困った時に強い協力者になる存在であることを忘れないようにより良い関係を作っておく事も知っていきましょう。

 

身近な大切な存在である関係者を大切にしていくことで、人とのつながり関り方に信頼感が生れてくることを知っておきましょう。




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