祖父母の家に遊びに行くと孫を可愛がってくれるのはとても嬉しいのですが、まだ、離乳食で大人と同じものを食べる事ができないにもかかわらず、祖父母の食べているものを食べさせようとしたりします。
孫の可愛いことはわかりますが、祖母のお箸で孫に何でも食べさせることに、お嫁さんは驚きを隠せないことがあります。
そんな時どのように対応したらいいのか考え込んでしまう前に、祖母が孫に何でも食べさせる! 笑顔で断るコツ!を紹介していきますね。
祖父母が何でも食べさせる!驚く前に知っておくこと!
祖父母は孫が可愛いといいつつ、次第に行動がエスカレートしてくるおじいちゃんおばあちゃんが多いといわれています。その一つに、食事中に祖父母が口で噛み砕いた食べ物を孫に食べさせる行為に走っていくことです。
咀嚼したものの中に虫歯菌やピロリ菌が入っている場合、それを孫に食べさせるようなことになれば、当然、孫の口の中に虫歯菌や歯周病菌やピロリ菌が入っていくようになります。
祖父母が咀嚼したものを孫に食べさせるとどういうことになるかを知っているかが問題になってきます。
祖父母にとって可愛さでする行為であれば、可愛い孫が虫歯で治療することの辛さを味わわせようとは思えませんが、咀嚼したものを食べさせる行為が招く怖さを知ってもらうことから事前に始めていきましょう。
歯医者さんへ行くと、咀嚼したものを赤ちゃんの口に入れるのはやめましょうというポスターもみかけるようにもなりました。
祖父母の家に行く事前の準備は必須
夫婦が我が子が可愛いからと我が子の口にキスをするだけでも虫歯菌が我が子の口に入っていくとも言われていますから、夫婦が育児に対する知識を先ず知っておくことは大事になってきます。
夫婦の考え方や子育ての方向性が一緒でなければ、義実家に行って辛い思いをするのは祖父母に可愛がられる我が子です。
実家であっても義実家であっても、いろいろなタイプの祖父母がおられるとは思いますが、孫が未来辛い思いにならないように事前に
「大人が噛み砕いた食べ物には虫歯菌やピロリが入っていて赤ちゃんに良くないらしい」
「1歳までは、蜂蜜で乳児ボツリヌス症にかかると体に異変が起こるらしい」
「小さい時にチョコレートや甘いものや味の濃いものは肝臓や腎臓に悪いらしい」
と言うことを祖父母に
「帰省した時に食べさせないでね」
などと事前に夫から伝えてもらうのもいいですね。
子供を守るのは親の義務
祖父母がいつも良くしてくれるからと、祖父母が孫に何でも食べさせるようなことをするようであれば、親としてしっかり伝えるべきことは伝えましょう。
食べさせる前に、息子娘夫婦の許可を取ってからしてもらうことが一番望ましく安心できることですから、祖父母が孫の口に入れる時には確認をしてからにしてもらいましょう。
祖父母が言うことを聞いてくれない場合には、子供を辛い虫歯で歯医者に通わせたくない事や、食べる時期が早い食べ物を食べることが赤ちゃんに取って体に負担がかかることを理解してもらえない時には、義実家であっても実家であっても訪問する日数を減らすか、行ってもすぐに笑顔で帰るようにしましょう。
祖父母も孫がすぐに帰ってしまうことに、怒る行為を表すこともあるかもしれませんが少しずつ理解してもらえるようになるようです。
どんな対応の時も、孫の喜ぶことをしてくれた時には「笑顔で感謝」して、子供にしてほしくないことをした時は子を守るために「断る理由」をいって「おもちゃで遊んでもらおうか」といいながらその場から離れるようにしましよう。
祖父母は孫の事を大切に思っていてくれていますから、
- 育児本等で育児方式が昔と異なっていること
- 医師の指導内容の詳細を伝える
などをしていきましょう。
祖父母によっては今は理解してもらえなくても、いずれ必ず理解してもらえるようになると思いますから、穏やかな笑顔で対応していきましょう。
可愛い孫のためと思ってくれるようになりますから・・・。