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姑が夫婦の会話に入ってくる対応策

実母や姑が息子娘夫婦の会話に入ってくる心理が分からなく、どんな対応をしていいのか悩んでいる話をよく聞きます。

またその逆に、息子娘夫婦の会話に入らず距離を上手においた姑もいます。

夫婦の「会話に入ってくる姑・実母」と「会話に入ってこない姑・実母」にはどんな心理の違いがあるのか知りたくなりますね。

 

姑が夫婦の話に入ってくる理由

結婚によって親から自立した息子娘は、夫婦で話し合って快適な暮らしを築くために、望む将来の家庭像の計画を立てている事が多いのではないでしょうか?

 

親との同居、別居であっても、夫婦で何かしらの計画や予定を立てていると姑が夫婦の会話に入って来ては、自分の気持ちや意見を先に強い口調で言ってくると、しっかり自立ができていない夫や妻・優しすぎる夫や妻の対応に夫婦の関係が崩れることも起こってきます。

 

夫婦関係が崩れないために知っておく事

人の性格には大きく分けて二通りの積極的型と消極的型のタイプがあります。

会話中に横から入ってくる人にも「口を出すタイプ」と、会話をしていても声をかけられない限りその場を「見守るタイプ」があります。

 

人間関係で一番厄介であり大変と感じる人は、何にでも口を挿んできて聞かれてもいないのに自分の意見を言って従わせようとする人です。

 

他人様であれば、上手くかわしていくことは可能ですが、嫁姑・婿義父母となると身近過ぎるゆえの大変さが出てきます。

行き過ぎると離婚という形に陥る事です。

 

一番厄介な「口を出すタイプ」は私も経験がありますが、もう大変です。

が、

慣れてくると「また来た!」と思いながら、話を聞いて「ちょっと、やってみますね。」と実行に移しても上手くいかない事が続くと徐々に口を出さなくなる体験をしています。

 

これはかなり根気のいる対応ですが、双方が傷つくこともなく何気にいい距離感が保たれ、姑が口を挿むことが徐々に減ってきている事を体験している関係者達もいます。

 

ココがポイント

理解できる側が、賢く付き合うことをしていくことで、子供達にもいい影響が行きますから、口を挿むタイプの姑を上手に対応できるようになれたらいいですね。

 

年を重ねてくると周りの状況を理解しないで何にでも口を挿んで自分の意見を推し進めようしてくることから、嫁から姑のことで大切な親を連れ添いから悪く言われたと夫が思う事で夫婦仲が険悪になってしまうことがあります。

これは親子であっても辛い事ですから、物事がうまくいく為に考えてみましょう。

 

姑が夫婦の会話に入ってくるのは何故

子育て時代に親から「自立した大人になって欲しい」と躾けられてきているはずが、大人になって自立した行動をとっているにも拘らず、息子娘夫婦の会話に入ってきて、姑や実母の干渉としか思えない言動の理由に疑問を感じざるをえない事を、先ずは知ってほしいと思っている事です。

干渉という意味

他人のことに立ちいり、自分の意思に従わせようと指図・妨害すること。

 

姑や実母は、息子や娘夫婦の事がどうしても気になり、知らないようであれば教えてやりたいと、息子娘夫婦側にすると大きなお世話である「口を挿んでくる」ことです。

 

姑や実母は、いろいろなことを夫婦で話し合って決めていくことが一番理想的だと理解をしつつも、言わずにはいられなく、また感謝されたいという気持ちがあったりするようです。

 

口を挿んむ人の特徴

  • 注目を集めたい
  • 上位に立っていたい
  • 教えた事に感謝されたい
  • 人から褒められたい

 

「口を挿む人」の多くは、「自己顕示欲」が強いとも言われています。

 

誰にでもあると思いますが、強く出過ぎると周りと上手くいかなくなることで最終的には孤立していくことにもなりかねませんから、姑や実母は自身の未来を見据えたうえで対応することが望ましいですね。

 

口を挿んでくる姑や実母との対応は...。

息子娘夫婦の会話に口を挿んでくる姑や実母に対しての対応は、大きく分けて2タイプではないでしょうか。(私流に付けたタイプ別です。)

1のタイプは、遠慮してもらえるよう柔らかい口調で自身の気持ちを伝える堅固タイプ。

2のタイプは、姑や実母が介入しても言動を上手に聞き入れながらやってみる温厚タイプ

 

1の堅固タイプ

1の堅固タイプは自身の心がしっかりしているという意味としてご理解して頂ければ幸いです。

夫婦で話し合って決めていきたい意思を持っているお嫁さんにするとなんにでも口を挿んでくる姑に対して柔らかい口調で自身の気持ちを伝えます。

 

相手に通じないことも起こる事、夫に夫婦の会話に口を挿まないように伝えて欲しい事を伝えても言ってもらえない場合が多い事も知っておきましょう。

 

夫婦で築き上げていく家庭像がしっかりしていることは、とても大事なことである事を息子娘夫婦が理解していないことによって、夫婦の不和が起こり取り返しがつかない事になる事もあります。

夫婦の絆がしっかりしていないと他者からの影響をうけて、離婚という形にはしる恐れが起こるからです。

 

「毒になる姑」という本は、親も息子娘夫婦も将来のために大変参考になられると思いますのでご参考までに...

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2の温厚タイプ

温厚タイプは、息子娘夫婦に大変忍耐力を要しますが、姑自身の未来や夫婦の絆や孫達との良好な関わり方を未来考えている方がされているタイプではないでしょうか。

 

「干渉」は他人のことに立ちいり、自分の意思に従わせようと指図したりすることであれば当然気持ちよく聞き入れられないかもしれませんが、欠点の改善点を提案してくれている「忠告」と捉えられれば、受け入れながら対応はできると思える範囲が温厚タイプです。

 

物事を柔軟に捉えながら誰も傷つかないような対応を上手にできている方が身近にいますが、はっきり物言いするお姑さんでも、他者から見ていてお嫁さんの方が断然対応力が勝ってみえます。

 

これは知り合いの実例ですが、お姑さんの話を上手に相づちを打ちながら交わし、姑の言った言葉に「そうですね」といったん受け入れながら、自分の意見も言いつつ「○○やってみますね。」と終わらせることで会話が終了しています。

 

姑も「まぁ、いいかな」という感じで、お嫁さんの温かさを感じられているようなのです。

お嫁さんに聞くと、最初は干渉してくる姑に対して夫に声をかけてくれるように言っても、自分が言うことで「関係がこじれるかも...」と言われたことから、夫婦でよく話し合い夫婦の気持ちを固め、親の言うことを二人で聞き入れ自分の気持ちも伝えていく事が一番だったようです。

 

ココがポイント

姑の話に耳を傾け、「それいいですね」と受け入れ

夫婦で自分たちの方法も提案しながら

そのやり方をさらにバージョンアップさせた方法に形を変え納得してもらう

 

このやり方は

親の顔もたち

最終的には親からのアドバイスで

息子夫婦の決めた形になっている事

でした。

 

時間がかかるから面倒かもしれませんが、夫から「いつもありがとう」と言われることで夫婦仲がさらによくなったとも言っています。

 

お姑さんや実母の性格にもよるかもしれませんが、家族が心豊かな交流関係を築いていきたいと思っている事で出来上がっていくことなのかもしれません。

 

最終的には、お姑さんが1の「口を挿むタイプ」から2の「見守るタイプ」になったようです。

お嫁さんも1の「堅固タイプ」から2の「温厚タイプ」に変わっていったようです。

 

人間関係は、協力者の下でそれぞれの努力の積み重ねによって、いい家庭作りとなっていく結果なのかもしれません。

この記事をお読みいただいた皆様のご家庭が、いつも笑顔があふれた豊かな家庭で在りますよう願っています。




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