孫育ての悩みや不安を抱える祖父母は、息子娘夫婦の共働きや親世代と子供世代の子育て方針の違いもあって孫育てに悩みも増えています。
祖父母の体力の面や経済な面も重なることから、娘息子夫婦に言いにくい理由もおきています。
孫のかわいさといろいろな悩みの狭間の中で、孫育ての悩みが深刻になっている祖父母がいますから紹介していきますね。
孫育てに悩みを抱える理由
孫が生まれ経済的な理由から息子娘夫婦の共働きにより、祖父母が孫を育てているケースが増えてきています。
可愛い孫を預かることによる祖父母の不安や不満、悩みなども増えてきています。
保育所に預けて息子娘夫婦が孫の子育てをすべてしてくれている場合であればいいのですが、祖父母が親に代わって孫育てをするようになると幼稚園の送迎や行事の参加、宿題を見たり塾の送迎、パパやママの帰宅が遅い場合には夕食やお風呂にも入れてやることなど子供の親代わりとなって育てていきます。
子育ては若い親が育てていても育児と家事を両立することは大変な労働で体が疲れます。
ましてや年を重ねた祖父母となるとなかなか心身ともに疲労感を感じるうえに疲れた体の回復力も一晩寝れば回復とはいかなくなってくるようです。
かわいい孫の面倒を見ているのは嬉しくありがたい反面、肉体の疲労が少しずつ体に負担がかかり心が自然に沈んでしまい悩みとなり不安や不満が出てくるようになってしまうようです。
祖父母夫婦で孫の面倒を見ている場合はいいのですが、祖父母どちらか一人で孫育てをしている場合は心身のコントロールは難しくなってい体調を壊してしまうこともあったりします。
孫を育児することは親孝行でない
子供を育てることはとてもエネルキーを必要とし、若いパパやママでさえ我が子であっても子供が寝てくれると「ほっと」としたりするようです。
親代わりの孫育ては、孫が小さければ体力がいり、成長と共に心の発達と知恵の発達がプラスされ孫の成長の愉しさも交え、今の世代にあった学びも知っていく楽しさもあるのでしょうが、しだいに思い方が義務的や使命感的に変わっていくようになると引き受けた時とは違う気持ちが沸々と覗かせる時が起こってしまいます。
若い息子娘でも我が子が寝てくれると「ほっと」するのですから「孫が来て嬉しい」「帰ってくれて嬉しい」という祖父母たちの言葉の本音も十分理解できるくらいです。
息子娘がする育児を親の祖父母に任せているのであれば、親である祖父母への感謝が大切になり、「親孝行している」という身勝手、または勘違いと思える考え方ではなく「お願いしている」「助けられている」「感謝している」という言葉に先ずは変えていくことから、祖父母への接し方も変わっていくようです。
親子のいい絆が孫にいかされる未来に!
子供は、とても純粋に物事を捉え親たちの言動その物を受け入れていきます。いい環境づくりは、未来の子供たちへのプレゼントかもしれません。
今をいい関係づくりであることが、育児をしていく親であったり、祖父母であったとしてもこれからいろいろなことが起こる子や孫の対応に対して親子で相談しながら、助け合いながら子育てや孫育てをしていくことで問題解決は早いものとなるのではないでしょうか。
孫育児は、子育てと少し異なり地域の活動などを利用しながら、孫の育て方を無理のない範囲で祖父母流の育て方にならない、子、親、祖父母とのいい繋がり方であったり次世代にあった育て方になっていくように見守っていくことが必要になってきます。
子供を預ける側も孫を預けられる側も互いに不満や不安・悩みを抱えたり、流れを作るような言動とならないように周りに配慮したり気遣う優しさや思いやりがあるといいですね。