祖父母が孫との接し方で悩んでいたりします。その理由は、孫に嫌われたくないと思っていたり、遊びに来てもらえなくなったりしないようにと、孫が欲しがるものを買ったり、お金をくれたりと色々と孫との距離が離れないように祖父母なりの気遣い方でしてくれています。
しかし息子娘夫婦は、祖父母が何でもお金や物で解決しようとすることに不満を感じていたりもしています。
祖父母と孫の接し方にゆとりある言動
じぃじばぁばの孫との接し方で孫に嫌われないようにと思う祖父母であったり、ゆとりを持って孫と穏やかに物事に向き合いながら接してくれる祖父母であったりと、孫との接し方には様々な形がありますが、孫を大切に思う気持ちには変わりません。
孫との接し方にゆとりを持って対応をしてくれる祖父母であれば、孫もイライラした感情になって自分の気持ちを表現することも少なくって来たり、自分を信じてもらえる安心感や孫のいい所を上手に褒められることから自尊心も自然にはぐくまれてくるようになったりします。
忙しく仕事や家事をこなすママ達よりも余裕を持って接してくれる祖父母に自然に心が開くということも起きてきたりします。
ただし、じぃじばぁばは忙しい息子娘夫婦に変わって孫に注意をはらいながら甘やかすことだけでなく「しつけ」も一緒にしていってあげることで孫の今後の人格形成にも大きな影響にを与えることとなっていきます。
幼児期には親の愛情や周りの大人の愛情や体験や経験が表情を豊かにさせたり、脳の発達も影響が表れてきたりするともいわれます。
孫に嫌われたくないと思っての甘やかしとなる我が儘を聞き入れて何でも買ってやるような行動は、孫にもじぃじばぁばにも決していい結果とはなりません。買ってもらうまで我が儘を言うようにもなったりして良くないこともいいとしいていることで自分の思ったようにならない時は奇声をあげて訴え自分の思うようにさせようともします。
息子娘夫婦も子供が良し悪しを身に着けさせようとしつけをしていても、祖父母が我が儘な子供にさせるような行動をとらせるようなことをするようになれば、じぃじばぁばとの距離を取らざるを得なくなってしまいます。
孫と息子娘夫婦との良好な関係を築いていくためにも、娘息子夫婦の子育ての方針に従っていくことはとても大事なことです。
嫌われたくない行動として孫にしている行動は、実は息子娘夫婦にじぃじばぁばが嫌われることにもなりかねません。
子供は話を聞いてもらえることが大事
子供は自分の事を聞いてほしく、自分のできた事や、やれた事などをきいてほしいもので、自分のしたことやったことを共感してほしいと思っていたりしますから、ゆっくり最後まで聞いてやることはとても大事なことです。
聞き手に回っていられるのが親であると一番いいのですが、忙しさのあまりじっくり聞いてあげていられなく途中で話を切ってしまうようなことになります。
しかし、じぃじばぁばたちは、孫の話をじっくり聞くことで安心感であったり、共感してもらっていることに喜びを感じるようにもなり情緒も安定してきたりします。
ゆったりと余裕を持って子供の話を聞いてあげられるようにしていきましょう。孫の出来事の話を聞くことと、欲しいものをねだって聞いてほしいとは異なります。甘やかすことを聞き入れることは異なりますから、何かしらのおねだりは両親の許可をとっておくほうが望ましいでしょう!
いろいろ事を教わることの大切さ
じぃじばぁばのいろいろな物を知っていることを孫に教えてあげることで好奇心も豊かになり、やってみたいしてみたいとなっていきます。
パパやママの幼少の頃の話は、興味を覗かせてさらにやってみたいしてみたいと大好きなパパやママがしてきたことにも興味を示すようになっていきます。
積極的な行動にも繋がっていくことから、いろいろなことにも挑戦したり、体験したりしてパパママがしてきたことをしている満足感であったり、新しい世界が広がることから好奇心も旺盛になっていきます。