親にとって子供の食については、とても敏感です。特に食の細い子になると医師に相談するくらいに深刻な状況もあります。
孫のおやつについても食前にお菓子をあげる祖父母の気持ちは、孫に嫌われたくないと思っての行動であっても、孫の健康を考えていてくれれば食べさせることはしないですよね。ましてや食の細い子に対して特に食前にお菓子を食べさせることに疑問と同時に理解ができません。
祖父母にどんな対応の仕方をすることがいいのか知ってみましょう。
孫におやつを食前にあげる祖母の行動が理解できない
子供の食が細い子が食前にお菓子を食べてしまうことは親として最も防ぎたい行為です。実母であれば、強い口調でやめさせることはできても義母となるとなかなか実母のように言うことが出来ない事もあります。
たまに行く義実家の行為であれば「お菓子は食後に食べようね」と言いながら様子を見ていられますが、同居の父母であれば聞き流す程度ではすまなくなりますから、子供の未来の為にもしっかり良し悪しは伝えるべきことでしょう。
祖母は、孫が一番喜んでもらえるタイミングが食事前のおやつ!と感じ取っていることもあり、孫が一番喜ぶ好意を取ることで孫の未来の事を考えることより、目の前の好かれる事や喜んでもらえるということに重点がいってしまっているようです。
母親が子供に教えるべきことは食事前のおやつは、栄養が偏って体力もなくなり健康や発育にも影響が出てくる事を伝え、ご飯を食べないと病気になり易かったりすることを分かりやすく子供に教えながら食事前のお菓子を控えるようにさせることが大切です。
祖父母に理解を求める前に子供に理解させましょう
幼稚園児前の孫は母親が子供を管理することができますが、成長とともに行動範囲も広くなり始める園児では、祖父母に自分の意思を使えられるようにもなります。
子供自ら自分の気持ちと両親との約束事について、していい事としてはいけない事を理解させつつ自分の口で、「ご飯を食べてからにします」と言えるようにお姑さんに期待せず、お子さんに分別をつけるように親が教えてあげることは大事です。
親も状況に関係なくすべてが「こうあるべき」とした考え方では子供を縛るような形になってしまうと、子供の意思表示ができない子になってしまいますから状況を順応できるような子に育てることも重要です。
息子娘夫婦の育児方法に協力を祖父母に促す
可愛い孫から慕われたい気持ちの祖父母であればなおさら、息子娘夫婦の育児方針に協力して、孫の知育に対して協力的な対応であったり、孫の健康や孫の未来のことを考えての関わり方に息子娘夫婦との信頼が深まることによって、孫が祖父母を大切にする考えや行動になっていったりします。
子供は両親が大切に思っていれば、大切に思っている人を大切にしていきます。親子の関係が義祖父母と嫁であっても孫は家族間の関係をよく見ていますから、互いを尊重し合いそれぞれの立ち位置を理解できるような付き合い方をしていきましょう。