「孫は可愛い」と言ってずっと孫の顔を見ていてくれる祖父母。
息子娘は孫が「やっぱりかわいいんだわ」と思って、4時間ほど見ていてほしいとお願いすると返ってきた言葉が「孫可愛いから顔は見たい」でも「預かるのは...」と孫を預かりたくないという祖母の気持ちをどう理解すればいいのか戸惑いが...。
孫は可愛いと言いつつ孫預かりたくないといわれると、今後の祖父母との接し方をどのようにしていけばいいのか?
孫を預かりたくないという祖母は孫がかわいくないのかを知ってみましょう。
孫の顔は見たいのに、何故預かりたくないの?
孫の可愛さは息子娘夫婦とは違った可愛さで、「孫はただただ可愛い」という言葉は耳にします。
私の身近な方にも、孫は何をしても可愛くてかわいくてといって叱ることは結してしません。
それが息子娘夫婦にとって「良し悪しだけは教えてあげてほしい」といわれるそうですが、「躾は親のすること」と言って息子娘夫婦との考えの相違が生じて祖父母宅に連れてくることをためらうようになっているといわれています。
祖父母の気持ちもわかりますが、子供の生末を考えると息子娘夫婦の気持ちは大いに理解できます。
息子娘夫婦が祖父母に孫を預けて夫婦だけで出かける希望があっても、孫を預かってほしいと頼んでも断られることがあるそうです。
孫がかわいいといっていても、預かって孫の面倒を見ることとは違うらしく、預かるには責任が生じるから預かることについては断られるようです。
補足:祖父母の監視が行き届かなかったことで怪我でもさせてしまっては大変だから。
預かることに躊躇される祖父母の場合
預かることに躊躇する方の場合は、年を増している若しくは、病気気味や常に体調が優れない方に多く、可愛い孫だから無責任に預かることが出来ない事も言われます。
預かって怪我でもさせたら責任が取れないと真剣に捉える方もいらっしゃいます。
預かることに躊躇される方の気持ち
1.責任の重さを感じている
2.一度預かると、毎週預かることになりかねない
3.孫の体力についていけない
4.教育方針の異なり
孫を預かることへの気持ちは、人それぞれですが年齢であったり、責任であったり、教育方針の食い違いでは親子関係が悪くなることもあるようです。
「顔を見ていたい」と「預かる」は責任の重さの違い
祖父母によっては、孫がかわいいといって「顔を見せに来てね」と家族で招待する場合と、息子娘夫婦に忙しい時や用事のある時は「孫を預かるわよ」といってくれる場合があります。
息子娘夫婦にとってはどちらも嬉しいことですが、用事あった場合や休息をとって1日ゆっくりしたい場合などは、「孫を預かるよ」といってもらえると大変ありがたく感じます。
息子娘夫婦に孫を預かってほしいとお願いしても本当に困っている時以外は祖父母に見てもらえない方もいらっしゃいます。
この違いは何なのかを知ってみましょう!
孫との祖父母の関わり方の選択
祖父母にも、息子娘家族を家に招いたり訪問して孫家族との交流はするが、孫だけを預かって面倒を見ることに抵抗がある方もいます。
息子娘夫婦は、日々の生活の多忙の一息の休暇を望むことが時にはあります。また孫を預かるにあたって祖父母側にもそれぞれの考え方を持っています。
「孫はかわいい」預かる側の祖父母の考え方
- 余程のことがない限り我が子は自分たちで育てなさい
- いつでも預かる
- 数時間であればいい
- 親子で来るならば歓迎
- 条件付きで預かる
- 責任が発生するから預かれない
- 年を取っているから不安
- 後でこれはしてほしくなかったと言われたくない
- 教育方針の指摘を後でされたくない
孫を預かったことで、祖父母と息子娘夫婦の間に溝ができてしまうようなことも起こるようです。預かって溝ができやすいのは、息子夫婦側が比較的多いともいわれています。
まとめ
祖父母は、可愛い孫とひと時を過ごせることがとてもありがたく思っていたりしていますが、預かるという責任の重さを感じている方もおられます。
息子娘にとっては実親でも、婿さんやお嫁さんには義理の親となりますから、両者の関係も理解しながら預かってもらうことは大事です。
祖父母は孫を目に入れてもいなくないと本当に思っている方もいますが、責任の重さや、無責任に預かれないという責任感もあったり、自分の子は育てたが孫の面倒は苦手な方もいますから、祖父母と息子娘夫婦の理解し合える対応が望ましく思います。