孫の成長を楽しみにしている祖父母は、孫の行事を楽しみにしていても孫の行事に呼ばれないことがあります。
義・実祖父母によっては孫の成長を見たくて楽しみにしていても運動会やお遊戯会、発表会などに「呼ばれることがない」「声も欠けてもらえない」と寂しい思いを募らせていたりします。
孫の行事に呼ばれない祖父母側は、息子娘夫婦側から呼ばれないことに対して理由も知りたいと思っていても直接口に出す事をはばかり遠慮していたりします。
なぜ、孫の行事に呼んでもらえないのかを紹介していきましょう。
「孫の行事に呼ばれない」理由を知りたい!
祖父母と比較的交流がある場合は、孫の行事に招待されることが多いのですが、遠方であったり、常に交流がほとんどないような場合には孫の行事に呼ばれないというケースが多くなります。
祖父母が孫を可愛いと思っていて、息子娘夫婦と良好な関係であれば事前に招待の案内がありますが、息子娘夫婦との交流があまり良好とはいえないような場合には、残念ながら孫の行事の招待はほぼないようです。
孫の行事に呼ばれない理由
息子娘が結婚して、新しい家族を持つことで夫婦でいろいろなことを相談しながら決定していくことが多くなってきます。
当然子供の行事には、事前に夫婦で決めていくことになりますが、孫の行事に息子娘夫婦が祖父母への連絡や相談がないことがあります。
孫の行事に連絡や相談がない場合には、息子娘夫婦の考え方があってのことですから、呼ばれない理由が何であるかも知ってみましょう。
- お嫁さんと上手くいっていない
- 息子娘家族の自宅での招待が希望
- 祖父母に孫の差別がある
- 祖父母宅で行事をする事を嫌がる
- 幼稚園や学校の運動会の時のお弁当が大変
- 息子娘夫婦が祖父母に気疲れ
- 何かと口出して干渉されることがいや
- 息子娘夫婦で決めていきたい
- 呼ばれて当然という祖父母の言動
- 新しい家族だけで行いたい
息子娘夫婦の家庭のあり方を尊重
祖父母にとって息子娘は可愛くその子の子である孫は、さらに可愛く思うようですが息子娘は親から自立し新しい家庭を持ったことを理解していくことはとても大事になってきます。
息子娘は自立し自分たちの人生を新しい家族と歩み始めていることから、親子であっても息子娘夫婦や家族に干渉を控えることで息子娘夫婦との付き合い方も良好になってくることが多いようです。
我が子だからという気持ちから祖父母自身の感情のままの言動で息子娘夫婦や孫を傷つけるようなことになってしまうことも起こってきます。
孫の行事に誘われない呼ばれない相談されない理由には、息子娘夫婦の考え方や祖父母との関わりの中で決めていることであることを知っていくことは大事です。
楽しく思い出に残る大切な家族の時間を、口出されて気疲れして楽しめないのではいい思い出として残ることがなくなってしまうこともあります。
中には、運動会や誕生会などでお嫁さんや娘が作った料理を指摘、自宅に招待されれば室内の整理整頓清掃などを指摘されることが起これば、娘であってもいい気持ちはしません。
息子娘であっても親から自立して新しい家庭を持った際には、息子娘夫婦の決めたことに対して口を挿んだり、不平不満は避けていきましょう。
世間で言われる「干渉のし過ぎは嫌われる」は、大事な息子娘家族に対しても同じではないでしょうか?
程よい距離感は、祖父母自身にも息子娘家族に対しても温かい思いやりとして受け止めてもらえる対応が望ましく、祖父母側で孫にしてあげたい時は、息子娘に連絡して返答があった時に動いてやりましょう。
可愛い孫だからこそ干渉しない
孫との関係を大事に思っている場合には、いろいろなことに対して息子娘家族の口出しやいろいろな面に干渉しないでそっと見守ってあげることは大事です。
祖父母の近くに引っ越してきても、困る時には快く手助けをしてあげて、息子娘夫婦から言われない事への干渉は控えることが望ましいようです。
ついしたくなる手料理を持っていって、孫と関わる時間を持ちたい・・・。
義母の手料理でも、息子夫婦の味覚と異なることがある場合にはとても困るようです。息子娘家族が実・義母の料理を好むのであれば喜ばれると思われます。
息子娘夫婦や孫との交流を良好な状態を考えているようであれば、息子娘夫婦の喜ぶことを気遣ってしてあげられることで、孫の行事に呼ばれるようになるのではないでしょうか?
知人の家族のいい事例
仲のいい親子がいて娘さんやお嫁さんの親からの連絡ではなくて、孫から電話をしたいと両親に言ってから連絡が祖母に来るようです。
理想的な家族だといつも思っていますが、そのおばあちゃんは、お嫁さんにも娘さんにも4人いるお孫さんにも隔たりなく気遣いされていて、傍から「疲れない」と尋ねられるようですが当人は「幸せよ」と返事が返ってきます。
相手の批判はせず、口出しはしないでそっとホローして、いつも笑顔でいます。
自分がされて嬉しいことだからと、気遣いをしながら息子家族や娘家族を大事にされています。
傍で見ていても微笑ましく、見ているほうが幸せになれる家庭って本当にいいですね。
自我をだすより、周りと上手に関われる環境づくりは自身が作るものかなとつくづく教えられたりします。