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「孫は可愛い」けど疲れる!

「孫は可愛いのだけど世話は本当に疲れる。」

毎日孫の面倒を見てきた祖父母のこれが本音であり心の声でもあります。

 

息子娘が子育てで困っているようであれば、祖父母は子供も可愛い孫も自分たちが手伝うことで少しでも楽になるのだろうと快く協力を承諾しますが、可愛い孫であっても長時間の孫の面倒がこれほど疲れるとは予想もしていなかった事に気が付き始めてきて、祖父母自身の体力不足を感じるようにもなってきます。

 

「孫は可愛いけど疲れる」予想できなかった疲労

孫は小さければ小さいほどおじぃちゃんおばあちゃんには、可愛く映るものですが、実際に孫を一日預かってみると思ってもみなかったほどの疲れが・・・。

息子や娘たちが子育てに疲れたといって孫と一緒に週末遊びに来て、じぃじばぁばに孫を預けて面倒を見るのですが、たった一泊二日であっても孫と娘たちが帰った後は夫婦ともぐったり、翌日まで疲労が残っているせいか食事のしたくさえ面倒になって朝食は簡単に済ませてしまうか、朝食は抜きとなることもあるといわれます。

 

じぃじばぁばも悪気ではないのですが、可愛い孫であっても家事と育児の両方。さらには離乳食と入浴が加わると、その一日だけで疲れてしまって自分の体力の無さに驚かされる祖父母はかなりいるといわれています。

 

年のせいにするのは憚るという方が多い中、やはり若い時とは比べ物にならない程の気力と体力勝負が孫育てであることも同時に実感をします。

 

老人がよく言われる

65歳を過ぎると、体も心もなにかにつけて億劫(おっくう)になった。
70歳を過ぎると、自分の体を動かすことさえも、億劫(おっくう)になった。
75歳を過ぎると、歩かなくていいように身の回りの物を身近に置くようになった。

 

可愛い乳幼児の世話は、気力と体力を使うため無責任に「面倒を見てあげるよとは言えない」という声が聞こえてきます。

 

年を重ねた者のわがままな言動なのかもしれませんが、自己愛が強くなるといわれた方もいらっしゃいますが、同じ年齢を体験していないと分からない事がたくさんあります。

老いを感じた時の切なさもあるとか・・・。

息子娘世代に理解できない親の老い

いつまでも若いと思っていた親が愚痴や不平不満を言い始めると、「こんな親だったかな」と思うようなことを言ったりしたりします。

 

老いのせいにするのではなく、少しでも子供や孫たちに喜んでもらえるような、祖父母にできる範囲での協力はとても大切かと思いながらも、ついきつい言動となってしまうといいます。

 

息子娘夫婦や孫は祖父母にとってかけがえのない大切な存在ですし、娘息子夫婦や孫にとってもとても大切な存在です。

 

互いに大変なところを補い合った付き合い方、関わり合い方ができれば、そんなありがたいことはありませんし、大事にしていたいとも思っていたりします。

 

私は親が嫌いだし頼る気もないので、離れてくれるだけありがたい。
かたずけるのが面倒、食事もコドモメニューが面倒だと、行くと言われるので、
帰省もしません。
お互いに来て欲しくもなければ行きたくないのでなんとも思いませんよ?<引用>

 

ある投稿の引用の文面ですが、互いを思いやる気持ちは寂しい言葉や相手を辛くさせる行動が伴わないそんな家族関係はとてもしあわせです。

 

子育てで疲れている娘・嫁のできるやれる範囲と協力が必要な範囲を祖父母に伝え協力を求めれば、祖父母も快く孫の面倒は見てくれます。ただし、甘えすぎで祖父母にすべてを投げてしまうと、それはそれで辛い形にもなりかねません。

 

娘・嫁の辛いことは、祖父母も辛くなるからです。

 

帰省しても、娘・嫁も大変だと思う家事・育児全てをじぃじばぁばに任せるのではなく、できることはできるだけすることも大事です。じぃじばぁばは大人二人であっても若い人の一人分でしか動けない出来ない事もたくさん起こりうるからです。

 

老いも若きも互いに助け合って生きていけたら、そんな幸せなことはありませんね!

親・子・孫、理解しなら思いやりや優しさ、ゆとりを持った言動で心豊かに大切に今日も顔晴り(がんばり)ましょう




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