二世帯住宅の手当などの制度があったりと、孫育てを推進する今の時代。
今では『孫育て』セミナーや講座なども増えつつあります。
日本助産師会と『孫育て』の繋がり
助産師とは?
『助産師』とは、厚生労働大臣の免許をうけて、助産又は妊婦、新生児の保健指導を行う女子のことです。
助産師は、助産所や地域の病院などで専門的な知識に基づき、それぞれが望む妊娠から出産に関するケアをします。
日本助産師会では定期的に『楽しい子育て・孫育て講座』という講座を開いてます。孫育てが非常に増えてきている中で、こうした取り組みが行われています。
家族みんなで“楽しい子育て・孫育て”ができるために月に1回、助産師と孫育ての専門家が行われる講義。
- 1歳半までの赤ちゃんがいる、又はこれから赤ちゃんを迎える人が対象
『ママ、パパ、祖父母、子育て・孫育て講座に関心がある人』 - 場所は東京のみで行われています。
- 定員制で、15組限定(先着順,要予約)
- 講義時間は2時間
祖父母が参加する理由
子育てにおいて、祖父母の助けが必要になっている今の時代、現代の人の価値観などを理解する必要があるからです。また、シニア世代とは異なる育児方法などもあると思います。
シニア世代のやり方と今のやり方で多少の違いがある事を先に理解しておくことでトラブルなどを未然に回避できるというメリットがあります。
例えば...
よくあるのトラブルがベビーパウダー。
シニア世代の人は汗やおむつのかぶれで肌あれを防ぐために“ベビーパウダー”を使う人が非常に多かったそうです。
しかし今の時代、多くの産院や病院ではベビーパウダーの使用を推進していません。『出来れば、使用を避けてね』と退院前に看護師や先生、助産師さんがいうということもあります。
こういった事から、トラブルに発展する事があるそうです。トラブルにならないように今の育児について祖父母も知る必要があります。
しかし、理解や学ぶ必要があるのは祖父母だけではありません。
昔の育児方針や考え方など、子育て世代も理解する事で更にいい関係が築け楽しい子育て・孫育てに繋がるのだと思います。
日本助産師会の講義ってどんな内容?
日本助産師会の講義の内容は、偶数月と奇数月で講義の内容が変わってきます。
- 偶数月
母乳育児・卒乳について/離乳食の進め方/タッチケア...【講師】助産師
絵本の選び方...【講師】NPO法人孫育て・ニッポン ほうだあきこ
希望者のみ、個別相談に対応 - 奇数月
育児の違い今・昔/祖父母の役割...【講師】助産師
おもちゃの選び方...【講師】NPO法人孫育て・ニッポン ほうだあきこ
希望者のみ、個別診断に対応
参加費は1回1家族につき、¥2,000です。
偶数月はママが主に聞きたい事で、奇数月は祖父母が積極的に知っておきたい内容になってます。
日本助産師会の講義では...
- 母乳育児のママと赤ちゃんにとってのいい影響とは?
- どのくらいから離乳食を始めたらいいの?
- 今と昔の育児ではどのくらい違いがあるの?
- 子供ためにどんな絵本やおもちゃがいいの?
このような、悩みなどを助産師や孫育てのプロがわかりやすく・楽しく講義してくれるそうです。
多くの人に、子育て・孫育てをより良く、より楽しくするするためのちょっとしたアドバイスを提供してくれる場であるのだと思います。
1人1人が意識をする事によって更により良い子育て・孫育てになりますように♪