じぃじとばぁばの気持ち

孫の世話が大変と孫疲れを感じている祖父母

 

孫の世話は、息子娘夫婦がいてくれていれば大変さも少ないのですが、祖母若しくは祖父1人で孫のお世話はとても大変です。

 

ましてや、毎日孫を育て面倒を見ていると孫疲れを起こすようになり、小さな子供を預かることは年を重ねいく祖父母にとっては体力の消耗も大きくなってしまいます。

 

孫の世話が大変と疲れを感じる祖父母

息子娘から子供の面倒を見てほしいと頼まれ「孫の面倒を見ましょう」「可愛い孫を預かれて嬉しい」「孫と一緒に入れて楽しみ」と息子娘夫婦の共稼ぎを理由に預かる祖父母にとって簡単に引き受けた事で、心身の疲労が訪れ悩みもくるようになってきます。

 

息子娘夫婦と孫が一緒に来て、祖父母が孫の面倒を見ている時と祖母だけ。また祖父だけで孫の面倒を見ることがこんなに大変であることを預かって自覚したりすることもおこってきます。

 

生後6.7ヶ月の頃の赤ちゃんはハイハイをし始め睡眠も少なくなってくることから一日中預かっていることで孫疲れが起こってきたりしてきます。

 

孫の成長に伴い活動的にもなり知恵もつき始め、いろいろなことに興味を持ち部屋中を元気に動き回るようにもなり、危険がないようにとあちらこちらと目配り気配り、食事も離乳食がはじまることもあって成長とともに益々、疲労が重なってもきます。

 

預かって知る孫疲れ

 

孫を預かって数日は、可愛い孫と一緒にいられる事が嬉しく疲れも感じられないのですが、月日が経つにつれて段々と体に残る疲労感が取れなくなってきて今後も「このまま預かっていても大丈夫かな」と、不安がよぎるようにもなってきます。

 

家事と育児は、年を重ねてきた祖父母には月日と共に負担も倍増してきたりします。日中も預かっている祖父母は、保育施設があれば早目に申し込んでおくことをお勧めします。

 

孫が可愛くても長期の面倒を見ることの負担を軽減するためにも、娘息子夫婦と預かる前によく話し合って決めていきます。

 

孫育てを断る高齢祖父母の勇気

 

子供世代の晩婚化が進み、祖父母も孫の面倒が見られない年齢に来ていることもあるため、活発に走り回る子供の世話の大変さを知る前に出来ない事は断ることも勇気がいりますが、今後の親世代や次世代の良好な関係にとってとても大事な事です。

 

仕事を終えて帰宅する息子娘夫婦の時間が遅い場合は、孫のために夕食を作り食べさせて、入浴までさせるようになっていきます。

 

息子娘夫婦の仕事の終わる時間が遅くなれば遅くなるほど、祖父母の夕方からの時間も保育園に迎えに行くための時間、帰宅後は晩御飯、お風呂の世話と増えていくことは想像以上に大変なため、息子娘夫婦に孫を引き渡すと当時に体を動かす事もできなくなってくる程、安堵感も加わり一気に疲労がくるようになってしまいます。

 

その無理が起こると、身体に不調が現れて思いもよらないようなこともおこって来たりします。

 

出来ることと出来ない事、やれる範囲やれない範囲をしっかり理解しながら、息子娘夫婦に理解してもらいながら孫育ての方向性を互いに確認し合えるような良好な関係づくりは必要になってきます。

 




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