孫育てのトラブルの原因の1つとして挙げられる、『祖父母の体力の問題...』
孫の育児するとなると責任は重大です!!! 近年話題になっている『孫育て』 育児世代の人達のフォローを地域社会がしていこうという動きを各自治体などが取り組んでいます。 参考記事:『孫育て』とは? 孫育てのトラブルとは? 今育児の中で注目されてい ... 続きを見る
自分では若いつもりでも、当然年齢と共に身体が言うことを聞かなるなるのも事実...。
今注目の『孫育て』のトラブルとは?
孫育て、祖父母の体力を理解しよう!!
実際、若い子育て世代の現役パパママでも元気な子供たちと一緒に遊ぶのは結構大変なことです。
となると、祖父母世代の身体にはさらに疲れとダメージが出てきます。
体力には個人差がありますが、孫育てには『体力が必要』というのが事実。
実際、何が大変なの?
年齢や性別によっても異なると思いますが、体力が必要な孫育て。
赤ちゃん・幼児
- 赤ちゃんは頻繁に抱っこ又はおんぶが必要
- 泣く赤ちゃんをあやす事にも以外と体力がいる
- 突然道路を走りだしたりする場合があるので、常に一緒
- 小さいうちは一緒にいてあげないと危険なため走る事は当然
- 突発的な事がおこるため、瞬発力が必要になる
- 面白かったり楽しい事は何度でもやりたがる
他...
小学生くらい
- 物事は幼児に比べ理解しているが、結構無茶ぶりをしてくる
⦅一緒に競争・追いかけっこ・腕相撲⦆など... - 自転車、縄とび、鉄棒、持久走などの練習
- 公園遊び
- 道路を一緒に歩く時は常に注意が必要
当然の事ながら赤ちゃんには付きっきりになります。ごはんもトイレも相手をしてあげるのも、泣けば当然抱っこおんぶ。
小学生ともなると、体力もつきとっても元気です。
おばあちゃんやおじいちゃんを労いつつも、つい遊んでほしくてわがままを言ってしまいます。
1人で走っていてくれれば何の問題もないのですが、『一緒に競争しようよ~』『追いかけっこしよ~』などと言ってくるもの。
高学年になると、おばあちゃんやおじいちゃんの身体の事を考えられるようになるので体力面では楽になりますが、孫の友達付き合いやどこで何して遊んでいるのかを理解し把握しなくてはいけなくなります。
勉強見るのだって...
孫が塾に行っていたり、孫の両親が見たり、学童に入っていて宿題などを見なくてもいい場合は気にする事はありませんが、孫の宿題を見なくてはいけないとなったらこれも大変。
- どうしたら理解するか
- どうしたらやる気を出してくれるのか
たったこれだけのことでも、甘く見てはいけません!!
非常に頭と気を使うので疲れはもちろんあります。
これは理解する必要がある!!
子育て世代のパパやママ。休日子供と一緒に遊ぶとき『疲れた~~~子供って元気だなぁ』『もうむり~ちょっと休憩させて』なんて思う事ありませんか?
孫育てをしている祖父母は預かっている間は、その大変な事をしているということなんです。
子育て世代のパパやママ、今人生の中で絶好調に体力がある!!人生の中で1番早く走れる!!と思う人は少ないのではないのでしょうか?
中学高校の時と比べると体力が落ちていると感じた事はありませんか?
ということは、親である祖父母はもっともっと大変な思いをしているということを理解する必要があるのです!!
この事を理解していないと、トラブルの原因になるのです!!
孫を怪我させてしまった...
この場合、監督不行き届きであるならば祖父母の責任でもあります。
しかし、しっかり世話をしていても体力の問題で怪我をさせてしまう事は以外にも多いのです。
- 急な動きに対応できなかった。
- おんぶや抱っこをしている時に足がふらついてしまった。
- 数人の孫の相手で、対応しきれなかった。
こういった事で怪我をしてしまった場合、中には面倒を見ている祖父母を叱ったり怒ったりする人もいます。しかし、年齢と共に体力の衰え反応が鈍くなるという事実を理解してあげる必要が子育て世代にはあると思います。
『体力でのトラブル』を防ぐには...?
トラブルを避けるためには、話合いはもちろん必要になってきます。
祖父母世代の人
- 自分の体力・力量を理解する。
- 出来ない事は孫・子供にきちんという。
- 体力づくりをこころがける。
子育て世代の人
- 祖父母の体力や年齢を考慮する。
- 自分の子供の性格をよく理解し、必要に応じてきちんと言い聞かせる。
- 祖父母がみるのは当たり前とい考えをなくす。
※『孫は年齢を重ねるとできる事が増えるが、逆に祖父母は年齢を重ねるごとに出来なくなる事が増える』ということを頭に入れて、トラブルのない孫育てをしていくといいと思います。