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「姑は家族ではない」と「嫁は家族」この違いには...?

知り合いの娘さんが嫁がれて「嫁は家族」と言われたことに「姑は家族ではない」のではないかと思ったようです。

 

お姑さんは優しい人のようですが、次男の所に嫁いだから「姑は家族ではない」のではと疑問を抱いているようでした。

 

姑から家族と思われるのは嫌なのでしょうか?

「嫁は家族」と「嫁は家族ではない」には感情が...

「嫁は家族」と言われることも「嫁は家族ではない」と言われることも、気にならなかったり気にしなかったお嫁さんであっても、何かしらの感情的になるような出来事が起こってしまった時は、「家族」という言葉に敏感になってしまったことってありませんか?

 

お嫁さんによっては、「家族と思われることさえイヤ」という感情を押さえられないでいるというお話も伺いますが、口に出せないほど辛い想いをされたのかもしれません。

 

「嫁は家族ではない」と思っているお姑さんもいる事は間違えありません。

「嫁は家族ではない」といわれているお嫁さんはお姑さんからあまりいい対応をされていない場合が多い事です。

 

人には自身とは異なる環境やいろいろな価値観も異なりますから、むしろ上手に無難な交流ができていたらそのお嫁さんは凄いと考えてしまいます。

 

お嫁さん側からは姑を家族ではないと思っていることが多い反面、嫁いできた嫁は家族というお姑さんは多いのではないかと思われます。

嫁と姑との間には、昔から変わらない不思議な感情があるようには思えますが...。

 

人によっては、息子の嫁は他家から来た上下関係からすると下と見ることから「名前を呼び捨て」「上から目線の言葉使い」という話も聞きます。

 

私自身も夫の家族から「家族だから」と言われて、最初の頃は気遣ってもらっていた記憶があります。

 

その時の気持ちは、「ありがとうございます。」という気持ちで付き合ってきましたが、夫側の家族とはいろいろな面での価値観が異なっていたこともあって夫の家族に合わせた付き合い方をしていました。

 

結婚して10年が経った頃から夫は親や弟妹の事を家族と言わなくなっていきました。

夫自身は親や弟妹に対して主人なりに違いを感じる何かしらの体験があったのでしょう。

 

法律上の家族としての定義では、

家族とは、配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)、父母、子及び兄弟姉妹並びにこれらの者以外の配偶者の父母及び子をいいます(特定秘密の保護に関する法律12条2項1号)。

 

法律上では嫁姑は家族であっても、一個人としての感情的な問題が大きく、交流が深まることで双方がどのように物事を捉え、関わっていくかによっても関係性がかわっていくのではないかと今の若い人たちを見ていて納得することもあります。

 

家族の定義は、人と人との関わりの中から一人一人の気持ちの中で判断をしていくものとして捉えられればいいのではないかとさえ思えます。

 

嫁姑間が程よい交流の結果、信頼できる良好な関係を気付けたのであれば、「嫁は家族」「姑は家族」と思う対応をするでしょう。

 

逆に、嫁姑間が険悪な状況であれば、「嫁は家族ではない」「姑は家族ではない」と思う事になりかねません。

ポイント

『家族という思い方』も『家族ではないという思い方』も一人一人が感じた感情内の思いが形になって表れている事ではないかと思います。

ご自身の気持ちを知ってどのような付き合い方が義家族と自分の家族が良好関係でいる選択肢となるかも知っていく事は大切な気がします。

 

「嫁は家族」と「姑は家族ではない」付き合い方は...?

家族としての付き合い方と家族ではないと思っての付き合い方には、嫁姑間に良好な関係性である時と、内面的に少しこじれた関係では異なります。

 

表面的に良好な関係の付き合い方をしていることで、互いにバランスがとれた付き合い方もあります。

良し悪しよりも嫁姑間で親家族と子供家族が、穏やかに交流し合える環境となる事が一番ベストな選択方法ではないかと多くの家族を見て思える事です。

 

付き合い方は自然な心のままがいい

私自身もそうですし、知り合いもそうでしたが大人としての付き合い方であったり、相手の気持ちを汲み取っての対応だけでもその場の雰囲気が穏やかになっていくのであれば、主張して気分を害するよりは、遥かに帰宅後の疲労感は違っていた気がします。

 

心の中で否定しながら表面だけの付き合い方は、かなり疲労感が高まりしんどさから疲労困憊して、翌朝起きれなくなるという話も聞きます。

ココがポイント

自分の気持ちに素直になり、できる事はしてもできない事は何かしら気持ちを添えて上手に断ると案外うまく付き合っていくことが出来たりします。

 

物で釣るのではなく、「できなくてごめんなさい」という相手への気遣いや配慮のつもりでの対応をした知人も私も意外と理解してもらえた気がします。

 

家族と思われていても、家族と思われていなくても人としての良識的な言動は自分も家族も守られているように思えます。

 

家族とはいわれなくても、家族といわれても自分の気持ちを大切にしながら付き合っていけると一番楽な生き方なのかもしれません。

 

まとめ

家族とは、他家から来てくれた大切な人と大切な関わりを通して築き上げていくことが何より大事なように思えます。

 

お嫁さん・お姑さんが互いの気持ちを大切にしあえた時に、『家族』という本当の絆が自然に築かれて行けたるようになりそうです。

 

先日、娘の孫から「おばあちゃんは家族だから、いっしょに入って…!」と言われ「ありがとう」という微笑ましいひと時を過ごさせてもらいました。

どんな時も己と関わりを持つ身近な身内を大切にしていきたいですね。

 

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