子育て孫育てのトラブルは、おなかに赤ちゃんが授かったころから始まるともいわれ、息子娘夫婦と姑・舅のそれぞれの育児の方針があるとトラブルが起こりやすくなってきます。
姑と嫁の子育て方針の違いで起こるトラブル
祖父母世代が我が子を育ててきて参考になるようなアドバイスを息子娘夫婦が望むような環境づくりがされていればトラブルが起こることは少なく、またその逆に息子娘夫婦の子育て方針を祖父母側が受け入れて協力する場合などにはトラブルが起こることは少ないようです。
息子の実家で一緒に住んでいる家庭と実家の近くに部屋を借りて住んでいる場合とでは、息子夫婦との関わり方が異なってくるともいわれます。
息子夫婦に赤ちゃんが授かった時から、姑や舅が喜びのあまり赤ちゃんが必要とするものを息子夫婦に相談もなく着せたい衣類や持たせたい物、おもちゃなどを買ってきてプレゼントされても嬉しいという気持ちより、自分たちで選んで買ってきたいと思う赤ちゃんの両親は多いようです。
赤ちゃんを持つ実感と親としての責任感を赤ちゃんが生まれてくる準備の中で少しずつ体感していくとも言われ、夫婦の絆や親子の絆を高めていく大切な時期でもあるようです。
両親となる息子夫婦のホローは、赤ちゃんが生まれてくる準備用品の援助であったり、判断に困っている時など相談されたときに快く動いてあげるくらいがトラブルが起きにくい状況のようです。
赤ちゃん用品をそろえていく時期は、妊婦にとっては大きな楽しみでもありますが、小さくてかわいいものが陳列しているといろいろと必要以上にそろえてしまいかねません、買い物などは必要な物のリストを作成し無駄を避けるように計画的に用意することが大切です。
トラブルにはどんな内容の物がある?
トラブルには、些細なことから始まって起こることが大半だといわれますが、ちょっとしたトラブルは夫婦であっても親子や兄弟であってもおこります。ましてや嫁・姑であれば育った環境や習慣が違えばなおさらかもしれません。
トラブルとなる原因
・生活してきた環境や習慣の違い(土地柄)
・妊娠中の姑の干渉過多
・祖父母と親の世代間の育児知識のギャップ
・子育てに姑の干渉過多
・息子娘夫婦への干渉過多
・夫の対応の無責任(板挟みゆえの行為)
生活してきた環境や習慣の違い(土地柄)
姑と嫁のそれぞれの生まれ育った環境や習慣の違いからくる価値観の相違が知らず知らずのうちに段々と心の中に溜まった気持ちが大きくなり、不満となり表に出てトラブルを起こしてしまうようになってきます。
互いに育った環境や習慣が違えば問題となってくることも、我慢をしていい関係づくりは長続きが難しいため譲り合った中で理解を示しながら事を進めていくことは大事になってきます。
妊娠中の姑の干渉過多
孫が授かったことへの喜びと、妊娠中の心得などを昔の風習を言ってきたりしますが、時代が変わり昔良かったことが今はやらないほうがいい場合もあったりします譲って大丈夫なことは譲っても、譲ってはいけないことは医師にいわれたことだといって理解をしてもらいましょう。
例えば、つわりがあって食べられなくても赤ちゃんの分までしっかり食べなさいなどと言ってきたりしますが、昔の食べられない時代とは異なり、今は体重が増加し過ぎても妊婦にも胎児にもいい影響はあたえません、断る勇気も必要です。
祖父母と親の世代間の育児知識のギャップ
昔と現在では育児の知識も異なってきています。言いづらいことですが譲れるべきことではないと思った時には、説明をして理解をしてもらいましょう。
理解をしてもらうための事として、昔ダメだったことが今は推奨している抱っこ、昔は、抱っこ癖がつくから抱っこはやめるように言われてきましたが現在では、赤ちゃんの不安な気持ちをなくすためにも抱っこをすることを推奨しています。
湯上りのおさ湯を飲ませることやベビーパウダーなどは推奨しておりません。
子育てに姑の干渉過多
子育ては、親のしっかりした方針の中での育児が第一です。例えば食べ物に関して赤ちゃんにアレルギーがある場合には、命にかかわりますから何でも与えることは決してしないように伝えたりしましょう。
祖父母世代と息子娘世代の育児方法も時代と共に異なってきています、育児の方針は親がしっかり方向性を示していくようにして祖父母のサポートをお願いしていきましょう。
大切な子のためでもあり、大切な孫のためでもあります。
息子娘夫婦への干渉過多
姑は、我が息子だからということで夫婦の中に入ってくることがあったり、息子のことが結婚前と変わらずに過干渉になってくるようであれば、我慢をせずに伝えるべきことなど夫婦の意思を示しつつ適度ないい距離感を保ちながら付き合っていきましょう。
姑も寂しさがあることを理解しつつ大切な付き合い方をしていきましょう。
夫の対応の無責任(板挟みゆえの行為)
夫は親と妻の板挟みに時としてなるときがあります、どちらにもいい顔をしたりしますが、夫には過度な期待をしないで嫁として子供のためにも自分の為にも姑・舅に理解や協力をしてもらえるように伝えておきましょう。
姑の子であり妻の夫であれば、どちらに付くということはやはり過度な願いでもあり、互いを苦しめる結果にもなりかねません。角が立たないように上手く、姑に夫から言ってもらう若しくは、嫁に息子から言ってもらってという穏やかに物事が行くようにまた、理解してもらえるように促してもらうようにして、いい関係を作る努力はしましょう。
『大切な息子であり
大切な夫であり
大切な夫の両親であり
大切な息子の妻である』