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孫の世話 何歳まで

娘息子に変わって孫の世話をしている祖父母達。

 

孫の世話は何歳までできるのか不安になることもあるのですが、年を感じさせないおじいちゃんおばあちゃんが増えてきて親代わりが十分できている祖父母もいます。

 

その逆に、孫の世話で疲れきって年よりも古く感じられている祖父母もいます。

では、息子娘夫婦に変わって何歳まで孫の世話ができるのかを考えてみましょう。

 

孫の世話ができる年齢はいくつ?

孫の世話ができる年齢は祖父母の体力も影響しています。50歳でも病後で体調が優れない人には孫の世話はとても大変です。

 

世間一般では、65歳前後くらいではないかと言われますが、祖父母の体力のある人では70歳を過ぎていても楽しんで孫の世話をしてくれている人もいます。

 

ただし、複数の孫を見ることはやはり無理なようで、二人以上の孫を見る時は年齢的にも2.3歳から保育園・幼稚園や小学校低学年に行っている子どもでないとなかなか大変なようです。

 

保育所や保育園に預ける事ができなかった1歳くらいの孫を一日見ているのはかなりハードで、抱っこやオンブ、外に連れて公園で遊ぶこともなかなか大変です。

 

よちよち歩きの子の面倒は中腰になることから、腰に痛みが起こるようになり、とっさの動きについて行くこともなかなかハードです。

 

預かる孫にケガをさせてはいけないという気疲れが朝まで残ることもあったり、若い時の子育てのようには体がついて行かない祖父母が多いようです。

 

孫の面倒を5日続くと6日目は何もしないで体を休めないと疲労が溜まっていくようです。

 

私自身も63歳で娘が体調を崩し3歳と6ヶ月の孫を娘と一緒に2ヶ月間面倒を見ましたが、なかなかハードでした。

 

私の知り合いも60歳前半くらいまでは、孫の面倒を見ることはできたようですが、68歳を過ぎた頃に娘さんの体調が悪くなり2歳の孫を1ヶ月間面倒をみた後は、体調を崩してしまった事を聞きました。

 

70歳近くなると慣れない子育ては自分の体が子供の動きについていきにくいうえに、活発な孫の行動が瞬時に読み取れなくなって「危ないから駄目よ」と孫の好奇心を抑えてしまって孫にストレスを作ってしまうとも言われていました。

 

孫の面倒は祖父母の体力が関係してきますが、 私の周りでは65歳を過ぎて一日孫の面倒を見るのはかなりつらいのではないかと感じられます。

 

私自身、60歳の頃に3歳と5歳の幼稚園に通っている孫の面倒を午後の2時間を数ヶ月と春休みの2週間ほど見てきましたが、この頃の年齢の孫であればまだまだ大丈夫かなと思っていました。

孫の面倒を見る孫の年齢と一日預かる時間如何によっては、祖母の年齢も若くないと返って息子娘夫婦に迷惑をかけることになりかねません。

 

孫の面倒をみる祖母と祖父の年齢と体力によっても異なりますが、私の身近で孫の面倒を見ている祖父母たちの年齢の私なりの見解としては、乳児を1日預かる場合と保育園や幼稚園に通っている子を預かるのでは年齢も異なるのではないかと思っています。

 

乳児を1日預かる年齢

祖父65歳・祖母60歳前後

保育園・幼稚園に通う年齢

祖父70歳・祖母65歳前後

(*上記の年齢はあくまでも個人的な自分と身近な方からの見解です)

自分の孫であっても小さな子供を預かる責任が発生することから、子供と楽しめる時間を作れることが大事になってきますから、孫を預かる時は慎重な判断のもとで息子娘夫婦との話し合いは重要になってくるように思っています。

 

孫の面倒を見ている私の身近な祖父母たちの年齢が見た目よりも若く活動的で、食べ物に気をつけていたり、軽い運動も欠かせないでいる人、前向きな考え方をする人が案外多い事が特徴です。

 

孫の世話は息子娘夫婦の理解が必要

息子娘夫婦にも生活があることから、子供を保育園や保育所に預けられれば本当に助かりますが、乳幼児を預ける所が少ない地域によっては祖父母の協力を必要としていることもあります。

 

祖父母に孫の面倒を見てもらえると助かりますが、祖父母も老後の生活の為にパートをして働いている方もあったりします。

 

子育ては、パートで働くよりも神経を使い活発な動きについて行くのもかなりの重労働と笑って言われた方もいました。

 

息子娘家族が困らないように協力をしてあげたいと思っての事だとも伺っています。

 

人によっては、息子娘夫婦が祖父母の協力に対して当然という対応をしてくることにも、力が半減して悲しくなることを言われる方もいます。

 

知り合いの方からの話では、両親に懐かない孫が祖父母宅から帰らず、無理に連れていこうするとヒキツケの症状を起こす少し知恵遅れのお孫さんがいる方で、娘さんと孫二人と実両親と暮らしている方がいらっしゃいます。

 

娘さんは、我が子が実両親に親以上に懐いていることから、子供の面倒も家事もすべて両親まかせとなり一切されていないようです。実父は面倒見がよく上手に対応してくれているようですが、実母も実父と同じように優しく面倒見がいいのですが、心身の疲労からなのでしょうかうつ病の症状が出るようになってきて日ごとに症状が進行してきてしまったと伺いました。

孫育てには、息子娘夫婦の祖父母への心配りや感謝は必要であることもその家族から教わることが多々あります。

 

どんなに優しく快く物事をしてくれていても、当たり前となった行動や親にすべてを押し付けるような行動は、年を重ねてきている祖父母にとってはかなりの労働になってきていたのではないかと娘さん自身が反省をしているようで

 

実母が、入退院を繰り返すことで理解された娘さんにとって、今まで協力してもらっていたにもかかわらず手伝うことをしてこなかったことで返って大変さが増すことになったことを反省しながら家事や子育てと両親の世話で気づかされたことを話されていました。

 

優しさゆえの出来事でもありますが、無理をしすぎる怖さもまた知ることもでき孫の面倒を見るにあたっては、祖父母と息子娘夫婦の協力する部分と息子娘夫婦がすべきことや祖父母への感謝はとても大切になってくることも教えられました。

 

いまある環境に感謝しつつ、周りの人たちとの関係を大切にしながら、協力し合い、助け合い、励まし合い共に生きている家族に対して「○○し合う」家庭でありたいと身近な方たちから生き方の大切さを教えて頂いた気がします。

 

祖父母も息子娘夫婦も孫も皆が大切にし合える家庭環境つくりをし合えたら本当に幸せではないかと思っています。

ここに訪れて下さった多くの方たちに幸せが降り注がれますように!




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