“孫育て”募る不満は6割以上！

孫育てとはどうあるべきなのか...

孫育てが子育て世代を支えていて、孫にとっても大きな存在といえる祖父母。
しかし、そんな孫育てに不満を感じてる祖父母は過半数を占めている。

その実態を子育て世代である、孫の両親も理解が必要になってきている。

孫育てについて不満を感じている祖父母が増加?!

こんな統計が出ている事をご存知ですか?

５０代以上のシニア世代向けの旅行関連会社”ゆこゆこ”が行った調査では、孫の面倒を見ている祖父母のなんと83.9％が『孫は来てくれると嬉しい、でも帰っても嬉しい』と感じているとうが事実。

これには正直驚いたが、“孫バテ”している祖父母が非常に多いとうい事が伺えます。

• 孫は可愛いし、一緒にいると楽しいけど、その分体力的にキツイ
• 楽しいけど、5日以上だと疲れがたまる
• 孫は可愛いが、親に渡すとホッとする
• 普段は静かな環境なので、騒がしいのが辛い
• 孫たちが元気なのは嬉しいが、長時間その相手をするのは後からどっと疲れが来る

ほかにも色々な意見がありますが、多くの人は体力的にも精神的にもキツイと感じてるよう。

主な理由は孫の両親である子にあった!?

孫と同居する祖父母に行った調査では...

『孫の親、つまり自分の子どもに不満をもった事はありますか?』というアンケートの質問に、64.6％の半分以上の祖父母は『YES』と回答。

また離れて住む場合でも3割以上が『YES』と答えているんです。

そう感じている祖父母がなぜ多いのか?

それには様々な理由がありますが、1番多い理由が『親に対して感謝の気持ちがない』というのが最も多かった理由だそうです。

口や心で感謝をしていると言っても、行動に表さなければ伝わらないもの。

また、実家に帰れるとゆっくりできるからとつい甘えてしまいがち。実家に帰れば、『孫の祖父母がしてくれる』という甘えが回数を増やしていくと、祖父母たちは不満へと変わります!!

祖父母の本音

『孫もとっても可愛い。孫と一緒にいる時間は幸せ。育児は大変だから、たまの実家くらいゆっくりして欲しい。

孫が可愛いと言っても滞在中、全面的に頼られると正直しんどい。だから帰った時の平穏な暮らしにほっとする。』

というのが本音です。

日本の現代社会において今は晩婚化が進んでいます。それに伴い出産の高齢化。そうなると当然ですが、祖父母も高齢化になる。

実際こんな事を言っているのを耳にした事があります。
『70歳過ぎたら孫の面倒はちょっと厳しいかもしれない、できる事なら早く出産してね...。』

これに対して子供は、『なんでそんなむちゃぶりするの?』『授かり物なのに、なんでそんな事いうの?』と思うと思います。

しかし、考えて見て下さい。年を重ねると出来なくなる事が増えていくのです。そんな中大変な孫育てを任せるというのは、それ自体がむちゃぶりであるという事を。

実際そんな中でも、孫育てをサポートしてくれはします。しかし体調を崩してしまう危険性があるという事も頭に入れて置く必要がありそうです。

祖父母の孫育てサポートに甘えすぎるのではなく、祖父母を労う事は大切です。日頃の感謝を何かしらの形で表してみてはいかかですか?♡